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2023年ミュンヘン旅行(その9・完)

2023年11月05日 | 2023年ミュンヘン旅行

今日は帰国日。飛行場にはホテルを10時半過ぎに出発する必要がある。それまでの間、トラムに乗って今まで見てないところを車内から見ることにした。降りて歩くと疲れるし、時間がかかるからだ。

朝食を済ませて、トラムに乗り、街の半径から下半分をまわり右上方向に行って戻ってくることにした。グーグルマップで調べてミュンヘン中央駅の前からスタートして車内に座って街の様子を眺めた。Effnerplazと言うところまで行って一旦降りて、駅前まで戻れるトラムに再び乗った。

この後、ホテルをチェックアウトして、飛行場に向かった。

今回の旅行記はこれで終わり。最後にいくつか雑感を書いてみたい。

  • 旅行期間中は天候に恵まれた、これはラッキーだ。また、季節的に歩き回るには良い時期だった。夏にはこういうことはできないであろう。やはり春か秋が旅行には良いだろう。
  • 今回の旅行では毎日15千歩から2万歩近く歩いた。4年ぶりの海外旅行だが、前回より4才年を取ったにもかかわらずハリキリすぎた。工夫が欠けてた部分もあった。グーグルマップで目的地を検索すると複数のルートが出る。一番早い時間に着くルートを選びがちだった、むしろ、歩く時間の一番短いルートを選ぶべきだった。また、近くでもバスなどがあるところは必ず利用すべきだった。例えば、ザルツブルクでバスがあるにもかかわらず歩いてしまったのは失敗だった。
  • 旅行中に一番役に立つのはグーグルマップ(地図アプリ)だ。これができたおかげで、旅行の効率は著しく向上した。旅行の計画を立てるときにも移動にどのくらいの時間がかかるかこれを使って調べることもできるので有難い。
  • 今回さらに認識したのはグーグル翻訳アプリの威力だ。文字入力の翻訳だけでなく音声やカメラを使っての翻訳が非常に役立った。例えば、電車の車内放送やドイツ語で書いてある書類(切符、レストランのメニューなど)などはこのアプリで入力作業無しで簡単に日本語訳が示される。このアプリは簡単なので絶対使うべきだ。
  • マップも翻訳もスマホがないと使えない。スマホを使うためにはデータ通信料を払う必要がある。今まではポケットWi-Fiを日本で借りて使っていたが、今回は、ドコモの「世界そのままギガ」を利用した。料金は6日間分で1人4,800円くらい。これが良いのは、Wi-Fi機器を持ち歩かないでよい、日本で機器の貸出・返還手続が不要、毎日の機器の充電が不要などの点だ。
  • ミュンヘンはカフェが少ないように感じた。フランスやイタリアなどはカフェが街中にいっぱいあり、疲れるとそこで休んだが、ミュンヘンはほとんどなかった。かといってスターバックスやマックなどのアメリカ資本の店が多いわけでもなかった。で、疲れたときは教会に入って休んだ。ビアホールが朝からやっているのでそこが憩いの場なのかもしれないが閉鎖空間なので今回は敬遠した。
  • カフェだけでなく、コンビニやキオスクのような店もほとんど無かった。あるのはスーパーとドラッグストアー(dbと言う店)だが多くない。水やビールを買ったり、お菓子を買ったり、何か必要なものがあるときはそれらの店に入った。
  • 街を歩いていると乞食が目立った。男だけでなく女もだ。ザルツブルクでも同様。コロナ以降、貧富の格差が広がっているのだろうか。
  • ミュンヘンでは街の商店街などにゴミ箱が置いてあった。日本ではほとんどなくなったが大変便利で助かった。駅に置いてあったかどうかは気付かなかったが。
  • 街を歩いていて、スマホの画面でグーグルマップを見て、いかにも道を探している雰囲気を出しているとき、通りがかりのドイツの女性から2回だけだが「どちらの行きたいのですか」と声をかけられた。随分親切な国民だなと思った。
  • テロに対する警戒感はほとんど感じなかった。駅や観光客が集まる広場などで警察官を見かけることなど無かった。ただ、観光客はそれほど多いとは感じなかった。旅行を見合わせている人が多いのかもしれない。今後テロの脅威が劇的に下がることはないかもしれない。これを改善するにはアメリカにしっかりしてもらうしかないと思うがバイデン政権では無理だろう。バイデンになってから悪いことが連続して起こってるのは偶然ではないと思う。

長い旅行記にお付き合い頂き有り難うございました。

(完)



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