美意識を磨く 文田聖二の『アート思考』

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日光東照宮 アートとサイエンスの狭間

2018年04月29日 12時35分39秒 | 日記
アートとサイエンスの狭間で生きている感覚が面白い。
芸術を愛するフランス人の働くこと、トラバーユ【travail:仏】は痛み、労苦、苦悩を意味する。
フランス人の社会人類学者クロード・レヴィ=ストロースは日本人の仕事に対する考え方に興味を持ち、
日本の仕事をtravailと訳せないと言った。


修復されている日光東照宮に家族で行ってきた。



わが子の将来を遠く眺めている親ざるの姿。



「聞かざる、見ざる、言わざる」は、まだ2,3歳の子供には親が将来の悪いことを聞かせない、見させない、言わせないことらしい。幼いときに悪い影響を与えないといった教え。



自我が芽生え始め、自分で気づき成長していく姿。



自分の目標をみつけていく姿。



チャレンジに失敗して挫折しそうな若いさるを友達が励ましてくれている姿。



その後、パートナーを見つけ結婚し、夫婦で世の中の荒波を乗り越えていく姿。そして子供が生まれわが子の将来を遠く眺める姿につながるエンドレスな物語になっている。


薄い空間の中で奥行きのある表現になっている水鳥と水。


その場所でしか響かない鳴き龍の音も良かったー、眠り猫も可愛かった~などなど修復される前には気づかなかったことがたくさんあった。

その後、家康公に挨拶をして願いをかなえてくれるご神木にいくつか願い事をしてきました。





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