ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

ぷらっと道東 ④

2008年08月19日 | てれんこてれんこ
帯広市から30分も車を走らせれば、雄大な北海道の大陸的な風景が広がる。
十勝地方は東京都の約5倍の面積(約10,800k㎡)があるそうだ。
広大な今の景観を望むことができるのも、100年以上前に原野を切り開き、
過酷な自然環境の中で開拓を続けた祖先の希望や力の集合であろう。
 
今から100年以上も前から十勝の農業は始った。
火山灰土の痩せた土地を開拓者たちは開墾していった。
今では大規模機械化農業がすすみ、畑作・酪農・畜産を柱とする十勝農業の
単位当りの生産性は国際的に最も高い水準にあり、全国で最大の経営規模を
誇るほどになっている。

どこまでも続く防風林。それが十勝らしい農村風景を守っている。
春の風害から農作物を守るために作られたものだが、リスや小鳥、キタキツネなどの
小動物にとってもサンクチュアリである。
 
先輩から教えられた豚丼の店は、すでに数人の列が入口をうめていた。
ぶた丼 とん田
■住所:北海道帯広市東6条南16丁目3  TEL:0155-24-4358
■営業:11:00~18:00  定休日:日曜

店で一番の人気はバラ肉を使った豚丼である。やや甘いたれのかかった肉は
バラ肉とは思えないあっさりとした食感である。後から来る客もバラ肉の
注文が多かった。妻はヒレ肉の豚丼をお願いした。艶のある美しさがある。
たれが足りなければ好みでかけるようにと壺に入ったたれを添えられる。
たれだけ買いたいという常連客も多いようで、この日はすでに売り切れだった。
 
帰りもスーパーとかちで家路へと向かった。
目を閉じれば、飛び立つタンチョウ鶴の親子、エゾシカの群れ、広大な自然の
広がる地平線が瞼に浮かんでくる。
今回のテーマであった「自分だけの宝物を探す旅」の答え・・・。
北海道の雄大で手つかずの自然を目の当たりにできたが、同じ感動を
共感してくれた妻が結局は自分だけの宝物だったのかもと思う。


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1 コメント

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Unknown (umetan)
2008-08-21 23:29:46
妻が宝物ですか・・・・

わかる気がするようなしないようなww


来週から新事業所での営業がスタートするので

暇があったら来て下さい。
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