ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

四里四方

2005年01月16日 | ごじゃ満開
四里四方」という言葉というか考え方があります。
1里は4kmで四里四方は16k㎡ということになります。
自分の住(暮す)んでいるところから16km四方で採れた食材を食べるのが一番
身体に良いという考え方です。今で言う「スローフード」の考え方です。

今時代は交通手段が発達し遠くへ短時間で移動できてしまいます。
だから、全国の食材が集まり美味しいものが食べられます。幸せです。
でも、自分が住んでいるところの食材は自分の周りにある水や空気と同じ
ものを体内に取り入れているのだからきっと波長が合うんだと思います。
長い時の流れの中で生まれた食文化の1つの考え方「四里四方」。
「御馳走様」という言葉も四里四方から食材を集めて調理してくれた事に対する
感謝の意なのでしょう。

つくばからだとどの位置かなと思い調べてみました。
北側・・筑波山の麓 南側・・牛久市 東側・・土浦市 西側・・小貝川の手前
でした。

前置きが長くなりましたが夕飯は「スローフード」っぽい食事です。
ふろふき大根、みず菜と油揚げと納豆の味噌汁、五穀米(小豆、ゴマ、麦、きび、粟、黒米)
味噌以外は茨城県で取れたものばかりです。

ふろふき大根は鍋で15分くらい煮込んだら、鍋ごとバスタオルでくるんで毛布で更にくるみます。
3時間以上そのままにしておくと魔法瓶効果でじっくり火が通り、だし汁も滲みこみます。
おでんを作るときはこの方法を使います。

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2 コメント

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まったく同感です (茨城ナイスガイ)
2005-01-16 19:12:33
初登場です。

昔の人たちは近所で取れた食材で生活してきたわけですから、最近我々がよく口にする西洋由来の食事は異物となりますよね。生活習慣病やアレルギー疾患が急増しているのもそのせいではないかと私は思います。
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ナイスガイさん (ようちゃん)
2005-01-18 00:12:14
コメントありがとうございます。

都会化された街は昔のようにはいかないけど

「医食同源」「身土不二」などの言葉とおり

生活の原点だと思います。
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