ようちゃん@ちばらき

ちばらきは千葉県と茨城県の県境地域。利根川と地平線の向こうに見える筑波山が郷愁を誘う今日この頃。

紅葉音(あかはね)

2011年08月17日 | てれんこてれんこ
今日はニセコの湯本温泉郷に宿泊するため、札幌から車で
約2時間30分のドライブに出かけました。
午後からの出発だったので、ニセコには夕方の到着となりました。

大湯沼という源泉が湧き出ている沼がありました。
そこの水面からは水蒸気がもくもく上がっております。
興味本位で、水面に手を触れてみると、とても熱い。
辺りは硫黄の臭いで充満しておりました。
 
大湯沼から徒歩すぐのところにある紅葉音という旅館が、
今夜宿泊するところです。
この辺りは鬱蒼とした山の中にあるため、鳥や虫の声ぐらいしか
聞こえてこないほど静かなところです。

小さな風呂が付いた部屋を予約していたので、ゆっくり気兼ねなく
思う存分入浴することができました。
泉質は単純硫黄泉でグレー色に濁っております。
湯船の下には同色の泥が沈殿しており、この泥に美肌効果がある
という情報を聞いております。
 
食事はたくさん出てくるというクチコミ情報を得ていたので、
夕食まではなるべく食べないようにしていました。

そして案の定、舟盛りの刺身など沢山の料理が出されました。
残すのももったいないし、一所懸命いただきました。
翌朝の朝食もたくさんの料理でした。
 
ニセコ町にある有島武郎記念館に立ち寄ってきました。
今回、ニセコに来る予定をしていたので、事前に有島武郎の「カインの末裔」を
読んできておりました。ここがあの農場の跡か・・・なんて感心してました。
 
札幌への帰路は羊蹄山を眺めながらのドライブとなりました。
途中、道の駅で朝採り野菜を買ったり、羊蹄山の湧水を飲んでみたり
(この水が冷たくておいしかったです。)と寄り道しながらですが、
無事に帰ってきました。
 
のんびりすることができましたが、楽しいことは
直ぐに過ぎてしまいますね。