四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

クラフト『僕にまかせてください』

2021-09-24 11:39:52 | 音楽
お彼岸。
昨日は少し汗ばむ陽気。
両親の墓参り。
なぜかクラフトの『僕にまかせてください』のメロディが浮かぶ。

♪きみはその手に花をかかえて
 急な坂をのぼる
 僕の手には 小さな水おけ
 きみのあとにつづく
 きみのかあさんが眠っている
 ささやかな石のまわり
 草をつみながら振り返ると
 泣き虫のきみがいた

 両手をあわせたかたわらで
 揺れているれんげ草
 あなたの大事な人を僕に
 まかせてください

さだまさしさんのコンサートに行ったとき、
さださんが『精霊流し』『無縁坂』『僕にまかせてください』
暗い歌3部作と言っていた。

確かにこの3曲は何か共通する部分もある。
そして、今でも色あせない名曲だと思う。
きれいな日本語の詩はいつまでも心に残る。
今の時代、こういう歌が少なくなってきた。
昭和の名曲はいつまでも後世に伝えてほしいと思う。

クラフト 『僕にまかせてください』 1975年
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谷山浩子 『同じ月を見てる』

2021-09-22 14:41:03 | 音楽
昨夜は中秋の名月。
多くのブロガーさんが「月」について綴っていた。

昨日の夕方から、こちらは雨が降ってきた。
月のことはすっかり忘れていた。

「月」って何かロマンを感じる。
万葉集や和歌などにも月は出てくる。
満月、月明かり、男と女。
風情を感じる日本の四季。
今も昔も「月」は心の癒しなのかもしれない。

『同じ月を見ている』
この時季にぴったりの歌。

♪どこか 知らない町
 知らないアパートの部屋
 眠れずに月を見ている
 誰か 名前も知らない人

 ひとり 髪を洗う
 ひとり 机に向かう
 別に 淋しくはない
 ただ 胸さわぐ 今夜はなぜか
 
 今夜 同じ月を
 違う場所で見てる
 たぶん一度も 会うことのない
 あなたとわたし

 伝えたい 元気でいると
 伝えたい 元気でいてと
 心が 静かに溶けて
 今 流れ出す あなたへの歌

谷山浩子さんの歌の世界は幻想的。
絵本の中からでてきそうな歌詞。
疲れた時など聴くと心が休まるかと思う。

深夜便のうた 同じ月をみてる 谷山浩子さん
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ドキュメンタリー映画「まちの本屋」

2021-09-21 15:38:37 | 映画
昨日、刈谷日劇で上映されているドキュメンタリー映画「まちの本屋」を観に行った。
本好きの嫁さんといっしょに。夫婦割引で。

兵庫県尼崎にある小さな本屋、小林書店の日常を撮影したドキュメンタリー映画「まちの本屋」
 出演 小林由美子 小林昌弘 渡邉愛 
監督 撮影 編集 製作 大小田直貴

いつごろからだろうか、小さな本屋が無くなってきたのは。
駅前、商店街にはどこにも本屋があった。
それがいつのまにか大型書店が主流になってきた。
経営のことを考えれば小さな本屋を継続していくのは難しいのかもしれない。

映画は飾らない本屋の日常を描いている。
テレビのドキュメンタリーだとバックにナレーションなど入るのが多いがそれはない。
字幕スーパーもない。
小さな本屋の現実が伝わってくる。

昨日は上映後、監督の大小田直貴さんと小林書店の小林由美子さんの舞台挨拶があった。
この映画を観るならやっぱり二人の話しも聞きたい。


映画での中では描かれてなかった裏話や主人とやり始めたころの話し。
夢や苦労話など店主小林さんにとっての話しは勉強にもなった。

終了後、この小林書店をモデルにした本の販売もあった。
『仕事で大切なことはすべて 尼崎の小さな本屋で学んだ』川上徹也:著


思わず衝動買いしてしまった。
本に書かれた二人のメッセージ


さてと今から読んでみよう。

ドキュメンタリー映画「まちの本屋」予告
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吉田拓郎 『ジャスト・ア・RONIN』

2021-09-19 15:17:53 | 音楽
最近物忘れが多くなってきた。
つい先ほどの出来事が忘れている。
これも年齢のせいか。

友だちとどこかへ行く。
友だちがいつのまにかスマホで写真を撮ってラインで送ってくる。
見ると何か疲れた顔が写っている。
自分では若いなと思っていてもやっぱり年老いてきた。

年齢は正直だ。
体力も落ちてきた。
思考も落ちてきた。

吉田拓郎さんの歌に『ジャスト・ア・RONIN』がある。
武田鉄矢主演の映画『幕末青春グラフィティ RONIN 坂本竜馬』の劇中歌。

♪やたらと色んな奴いるさ
 よく見りゃ皆んな
 独りよ あいこで飲めば
 酒もまたいい
 明日のことは聞くな
 やるっきゃないのさ
 
 寂しい顔も出来ずに ただ
 朝から晩まで
 働く犬じゃないんだ そうよ
 俺もお前も
 人間なんだよと
 うれしいじゃないか
 
  この世は
  たかがこの世 だけどこの世
  この世は
  そんなこの世 生きてゆく
  お前と俺がいる
  ジャスト・ア・RONIN (It's all-right)
  ジャスト・ア・RONIN (It's all-right)
  ジャスト・ア・RONIN (It's all-right)
  WE  ARE ジャスト・ア・RONIN だよ

この「ジャスト・ア・RONIN」
最近、耳が悪くなってきたのだろうか。

♪ジャスト・ア・老人  ジャスト・ア・老人  ジャスト・ア・老人  

RONINが老人と聴こえてくるのである。
う~ん、情けなくなってしまった。

【吉田拓郎】ライブ「ROUNIN」


♪そんなこの世 生きてゆく
 お前と俺がいる

まぁ、年老いても嫁さんとずっと長く仲良く生きて行きたいね。
明日は敬老の日ということを忘れていた・・・。
やっぱり敬老の日は9月15日の方がいいよね。

『幕末青春グラフィティ RONIN 坂本竜馬』
この映画で吉田拓郎さんは高杉晋作の役で出演している。
高杉晋作の奥さん、うの。
僕はこの映画で高杉晋作の奥さんの名前を初めて知った。
映画では浅野温子さんが演じている。

『「うの」ひと夏by高杉』
この歌も僕は大好きな1曲である。

「うの」ひと夏by高杉
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さだまさし 『償い』

2021-09-18 09:58:57 | 音楽
「池袋暴走 禁錮5年確定」
2年前の池袋の乗用車が暴走して2人が死亡、9人が重軽傷を負った事故。
被告の禁錮5年がの実刑が確定した。

被告は、通産省工業技術院元院長。
元官僚。いわゆるエリート。
こういう人って、どうして自分の過失を素直に認めないのだろう。
今までのニュースを見ていると上から目線で物事を言っている。
自分は悪くはない、無実である。
こういう発言は腹が立つ。

素直に過ちを認めて償ってほしい。
遺族に誠意をもって謝罪してほしい。
そして、さだまさしさんの『償い』を聴いてほしい。
この歌から自分を反省してほしいと思う。
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