四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

浜田省吾 『生まれたところを遠く離れて』

2021-09-27 15:01:34 | 音楽
7月に同級生の友だちが亡くなったとき
お通夜の会場に1枚のCDが置いてあった。
浜田省吾さんの1stアルバム『生まれたところを遠く離れて』。
なぜだろう、なぜここに置いてあるのだろう。

数日たったある日、僕もこのCDを持っているから聴いてみた。
しかし、その答えはわからない。
というか、聴けば聴くほど彼との思い出などが次々と浮かびあがってきた。
お通夜のことはすでに忘れていたのだ。

先日またこのCDを聴いてみた。
1曲目「路地裏の少年」
彼はこの歌をコピーしてみんなの前で歌っていた。
9曲目『生まれたところを遠く離れて』
家族をテーマにした歌である。
じっくりと歌詞を聴く。
もしかしたら、残された家族へのメッセージかもしれない。

生まれたところを遠く離れて天国に行った彼。
この歌を聴いていると彼の優しい顔が浮かぶ。
いつのまにか自分自身の心に残る名曲となってしまった。

生まれたところを遠く離れて(single/1997)/浜田省吾
コメント (2)
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