太田裕美『最後の一葉』

昨日の雨で我が家のハナミズキの葉もたいぶ落ちた。

残りの葉もあと数枚。

最後の葉はどれだろう。

そんなことを思いながらリビングから眺めていた。

今日で11月も終わり。

明日からグッと寒くなるという。

秋から冬へ。

太田裕美さんの『最後の一葉』が心に沁みる。

『最後の一葉』

最初、聴いたころは小説を題材にした歌とは知らなかった。

「詩がいいな」その程度だった。

ラジオからこの歌が、オーヘンリーの短編小説から歌にしたと聞いて

本を買って読んだ覚えがある。

小説の世界を歌に。

松本隆さんの詩がとても切なく哀しくなる。

今、聴いても色褪せない名曲だと思う。

太田裕美「最後の一葉」　

6thシングル 1976年9月

あみん『コーヒーはきらい』

自分が予定していたことが、思うようにいかい。

自分が頭の中に描いていたことが、うまくいかない。

思っていることが全てうまくいけば、そんな楽なことはない。

思うようにいかないことは分かってはいるが、何かイライラする。

ついていない自分。

どうしていいか分からない自分。

迷いながらもやりとげなければならないこと。

そんな悩みを抱えながら日々だけが過ぎていく。

　　♪今日も朝から雨の中

　　　ついていないわとつぶやいて

　　　だれも飲まないコーヒーを一人で入れてたの

　　　コーヒーはきらいよ　季節は変わっても

あみんの『コーヒーはきらいよ』

ふとこの歌が聴きたくて、あみんの1stアルバム「P.S.あなたへ・・・」を聴く。

加藤晴子さんのやさしい歌声が心に沁みる。

なんとなく今日の気分は、この歌のようだ。

「コーヒーはきらい」 加藤晴子（あみん）

緑黄色社会『リトルシンガー』ティザー映像

今年の紅白歌合戦。

緑黄色社会が初出場する。

緑黄色社会を知ったのは３～４年ぐらい前、新聞記事から。

作家・沖田 円さんの出身在住である愛知県安城市を舞台とした小説

『きみに届け。はじまりの歌』

その作中詩『リトルシンガー 』を緑黄色社会が歌っていると紹介されていた。

地元西三河人にとってそれがなんだかうれしくて、

緑黄色社会のユーチューブをよく観ていた。

今回の紅白歌合戦。

出演者に対して賛否両論などよく耳にする。

昭和世代にとっては、知らない歌手が多いけど

個人的に緑黄色社会が出演することはうれしい。

全国に届け！安城市の歌。

『リトルシンガー』

紅白で歌ってくれるといいけど、

ちょっとそれは無理だろうなぁ。

緑黄色社会「リトルシンガー」ティザー映像　

沖田 円『きみに届け。はじまりの歌』

スペシャルコラボ　※7/13 Music Video公開

伊藤秀志『豊田の歌（愛知県豊田市）』

11月もそろそろ終わり。

公園の枯葉などを見るとなんだか寂しさも感じる。

今年もあと1か月なのか。

年々一年が早くなっていく。

昼のテレビ番組で豊田市内の香嵐渓や足助の町などを紹介されていた。

観ていてふとこの歌を思い出した。

伊藤秀志さんの『豊田の歌』

ＣＤのライナーノーツには（11月の歌）と記されている。

　　♪紅葉の香嵐渓　二人の一枚きりの

　　　写真ここに置いていくよ

切ない歌詞が心に沁みる。

伊藤秀志さんの「故郷（うち）へ帰ろう」シリーズ。

東海地区のいろんな市や町を題材に歌にしている。

中でも僕はこの『豊田の歌』がものすごく気に入っている。

紅葉の時季にぴったりの隠れた名曲かと思う。

豊田の歌　伊藤秀志　

（愛知県豊田市）

吉田拓郎『人生を語らず』

若い頃、あなたのモットーは何ですか？

と、聞かれたら新しい水夫だった僕はこう答えていた。

「今はまだ人生を語らず」と・・。

過去のことを振りかえなかった。

これからのことを常に考えていた。

　♪越えて行け　そこを　越えて行け　それを

　　今はまだ　人生を　人生を語らず

苦しい時、辛い時、この歌が僕自身の応援歌だった。

そういうこともあって、あの頃のモットーが

「今はまだ人生を語らず」だった。

あれからどのくらい時が経ったのだろう。

還暦を過ぎた古い水夫になった自分。

いつのまにか過去を振りかえり、

人生を語るようになってしまった。

なつかしき友たちと人生を語り、

豊かな一日をすごしたい。

最近つくづくそう思うようになってきた。

拓郎さんのライブアルバム「豊かなる一日」

ここに収録されている『人生を語らず』

このバージョンが一番好きだな・・・。

人生を語らず