四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

山口百恵 『雨に願いを』

2021-09-11 17:27:16 | 音楽
今日9月11日。
多くの人は、米中枢同時テロの日と答えるだろう。
新聞やニュースでもあれから20年の年月が過ぎたと報道されている。

しかし僕にとっては、東海豪雨の日。
あれから21年が過ぎた。
新築した家は1年も経っていなかった。
床下浸水である。
両隣の家は床上浸水。
あと10分雨が降り続けば我が家も床上浸水だった。
車は新車。半年点検をした翌日だった。

ここ最近は各地で豪雨。
被害に遭われた人たちはやはりその日を忘れないだろう。

♪雨は降り続く 容赦なく躰を叩いて
 泪さえもとめて たたずむ私
 人は遠去かる 哀れみを背中で示して
 何をしたの私 あなたにそむいて
  黒い水たまりに 沈む小石みたいに
  私は悲しみに しばられている
  話しをさせて 話しをさせて あぁもういちど
  ふたりにさせて ふたりにさせて
  雨・雨・雨 私たちを

その日は朝から雨だった。
夕方からは強く雨が降り続く。
歌のように「雨は降り続く 容赦なく躰を叩いて」だった。
いつのまにか道路は川のようになってきた。
この光景は忘れられない。
窓から外を見ていると「私は悲しみに しばられている」そんな心境だった。

雨よ、バケツをひっくり返したような降り方はやめてくれ。
長時間、降り続けることもやめてくれ。
それが「願い」だ。

山口百恵 雨に願いを
コメント (2)
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