四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

小室等 『いま生きているということ』

2021-09-15 13:22:34 | 音楽
去年の9月13日。暑い日だった。
朝からから息苦しい。微熱がある。
昼前になると高熱。息がハーハーする。
嫁さんに送ってもらい総合病院へ。

コロナ検査。陰性。そして診察へ。
真菌性肺炎。即、入院。
パルスオキシメーターと言う言葉は知らなかった。
洗濯バサミみたいなやつを指に挟んで酸素の測定。
集中治療室へ。

酸素が足らない、肺はカビだらけ。
そして翌日14日の深夜から15日の未明。
危篤状態になった。
人工呼吸器も着けていたという。
このことは覚えていない。
眠りの中だった。

コロナの患者さんの病院内の映像が映し出されると嫁さんは言う。
「あんな風だった」と。

僕にとってあの日は忘れられない。
一度死にかけた。そしてなんとか今日まで生きている。

♪生きているということ 
 いま生きているということ 
 それはのどがかわくということ 
 木もれ陽がまぶしいということ 
 ふっと或るメロディを思い出すということ 
 くしゃみをすること 
 あなたと手をつなぐこと 

生きているということの意味。そして大切さ。
あの日を境に自分の考え方も少し変わったかもしれない。
毎日を有意義に過ごしたい。

♪生きているということ 
 いま生きているということ 
 泣けるということ 
 笑えるということ 
 おこれるということ 
 自由ということ 

生きていること、生きて行くこと
とても考えさせられる。

♪生きているということ 
 いま生きているということ 
 人は愛するということ 
 あなたの手のぬくみ 
 いのちということ 

小室等さんの『いま生きているということ』
作詞は谷川俊太郎さん。作曲は小室等さん。
谷川さんの詩は好きだ。
この詩に曲を付けた小室さんのメッセージが心に響く。

今月下旬に1年が経過したということで検査などを行う。
悪い結果は出ないと思うけど、健康管理は常日頃、気を付けたい。

Hitoshi Komuro (小室等) - いま生きているということ
コメント (4)
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