goo blog サービス終了のお知らせ 

春夏秋冬つれもっていこかぁ!!

美恋さんが綴る四季折々

さんまの煮もの

2009-10-23 18:41:48 | 日記
今日の一品

旬のさんまを煮物にしました。

骨まで食べれる健康料理
圧力鍋を使いました。

材料

生さんま大   2尾
ごぼう    細め2本
赤トウガラシ  1本
しゅうゆ   大さじ2杯少々
砂糖     大さじ1.5杯位
水      170cc
みりん    大さじ1杯

作り方

①さんまは塩水で洗い、頭とわたを取ります。
 3つに切ります。
②もう一度塩水で洗います。
③ごぼうは、皮をこそげて、4~5㎝に切り水でさらします。
④圧量鍋に水けをきったごぼうを敷きさんまを並べて入れる。
 調味料と水、赤唐辛子を入れて、ふたをセットして強火にかける。
⑤沸騰しておもりが動きはじめたら動きが止まらない程度に火を弱めて15分炊き、 火を止めてそのまま10分おく。
⑥圧力を抜いてふたをあけ、再び火にかけみりんを入れて少し煮詰める。

さんまの煮ものができました。
       
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぶらり散策はちかづきちゃんの寝屋②

2009-10-23 17:03:22 | 日記
散策路を歩いていると

旧家の門構えに
おさるさんの瓦がのっていました。

塀や門にも瓦がふかれています。

塀の角と門の両側に
みざる・きかざる・いわざるの瓦が・・・

なかなか風情のあるたたずまいです。

ここは旧家の多い地域です・・・

この近くを来年高速道路が開通する予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉢かづき姫のお話

2009-10-23 12:45:34 | 日記
散歩がてらぶらりと・・・
今日は寝屋長者屋敷跡に行ってきました。

屋敷跡は、今はただの公園です。

寝屋の狭い路地道は旧家が建ち並び散策路になっています。


子どもに語る郷土民話一

鉢かづき姫   
発行 寝屋川市立中央図書館 (昭和53年7月 初版)
              昭和54年6月 第2刷発行より
              写させて頂きました。

「鉢かづき姫」 のお話です。

むかし、河内国交野郡寝屋に、寝屋備中守藤原実高という人がおりました。実高は美しい奥方と中むつまじく、大層なくらしをしており、人々に寝屋長者ともよばれておりました。二人にとってただ一つの悩みは、子どもがなかったということでした。そこで二人は、毎日初瀬寺(長瀬寺)の観音様にお祈りしていました。
するとある夜、観音様のお告げがあり、やがて一人の女の子が生まれました。
二人のよろこびはたとえようもなく、名前も観音様にあやかり、初瀬とつけました。
初瀬姫はかしこく、物覚えよく、その上、比べようもなく美しかったのです。ところが初瀬姫が十三才の時、母は病にたおれてしまいました。
初瀬姫は毎日一生懸命看病をつづけました。
そして、年があけたある日、初瀬寺におまいりして、母の病が一日も早くなおるようお祈りしたのでした。
その時、「初瀬姫、あなたの母の命はあとわずかしかありません。その時には決して母にそむいてはいけません。あなたの行末は、きっと守ってあげます。」と、どこからともなく不思議な声がきこえてきました。
しばらくしたある夜、母は初瀬姫を、枕許によび、そばにあった手箱から、何やら入っている包みをとりだし、姫の頭にのせ、その上に大きな鉢をかぶせ、静かに息をひきとりました。そして、その鉢は、それっきり、とれなくなってしまったのです。
悲しみのうちに一年がたって、新しい母がきました。
この継母は、はじめのうちはやさしかったのですが、月日がたつにつれ、姫につらくあたるようになりました。そうちに、姫がお墓参りに行っては、自分達を、呪い殺そうと、祈っているのだと、実高に、何度となく告げ口をするよになり、ついには姫を迫い出してしまいました。
初瀬姫は、打上村四辻におきざりにされました。どこへ行くあてもなく、どうしてよいかもわからず姫は重い足をひきずり、淀川の川辺までたどりつきました。
川の流れを、じっと見つめているうちに、姫はかなしくなり川に身をなげました。しかし頭にかついだ鉢のために沈むことができませんでした。そこへ山蔭三位中将というお公家さんの一行が通りかかり、姫を助けました。ともの者は姫の姿を見て、化け物とこわがったけれども、中将殿はやさしく声をかけられ姫を屋敷へ連れ帰りました。そこで姫は湯殿番として、朝早くから水をくんだり、湯をわかしたりして働きました。
中将殿には四人の息子がいました。
上の三人はみなすでに奥方がありましたが、四人目の宰相には奥方がありませんでした。
ある日、姫は宰相殿のお湯の世話をすることになりました。その時、宰相殿は姫にやさしく色々たづねられました。こんなにやさしくたづねられたのははじめてなので姫は大層よろこび今までのことを全部はなしました。
それからというもの宰相殿はこのあわれな姫をいつとはなくいとおしく思うようになり、姫の方もこのやさしい宰相殿といつまでも一緒にいたいと願うようになりました。宰相殿も暇さえあれば姫のもとへかようようになりました。
ところが、それを知った宰相殿の母は心を痛め、他の三人の兄弟たちと相談され、読めくらべとゆうもよおしごとをして、姫が屋敷におれない様にと考えたのでした。
そのことはすぐ屋敷中に広まり、大変なさわぎになりました。
「一番上に若君の奥方は大層おうたがお上手だ。」
「いや、二番目のお嫁様の美しさにはかなうまい。」
「どうしてどうして、三番目の若君の奥方様のお里は大変な金持ちだそうな。」
「それにつけても、あの鉢かづきはのう、あのような姿で宰相殿はおかわいそうなこと。」
こんな人々のうわさをきくと、鉢かづきはたまりませんでした。そこで姫は自分一人でこの屋敷を出ていこうと決心したのですが、それを知った宰相殿は姫ととてもはなれられないから、自分と一緒に出て行こうと話しました。
いよいよ嫁くらべの日になりました。その明け方、宰相と姫が両親に別れをつげるため、その部屋の方にむかい「父上、母上あたたかい愛をうけて、ここまで育ててもらった恩も忘れて、自分もいっしょに屋敷を出ていこうとしている、この親不孝をどうぞお許し下さい。」と涙ながらにいうのでした。と、その時です、今までどんなにしても決してとれなかった鉢はパッと前へ落ちまた。
宰相殿はおどろきました。鉢でかくれていた顔が全部あらわれて、口では言いあらわせないほど、それはそれは美しい姫のお顔でした。その上、鉢からはぎうしゃにつみきれないほどの宝物がでてきました。そして不思議なことに、足元にあった鉢がひらひらと、蝶のように、朝日に舞い空の彼方に消えてしまいました。
二人は感謝の心で一ぱいで鉢のゆくへをじっと見まもるのでした。そして今日の嫁くらべに出ることに決めました。
いよいよ嫁くらべの時間になりました。
他の三人の兄嫁たちは、美しく着飾り、ご両親への贈り物も山と積んで鉢かづきに恥をかかせ、笑ってやろうと、大広間にならんでいました。とそこへ、宰相と姫が驚くばかりの美しい姿であらわれました。
ご両親への贈物も他の三人より立派で、姫はだれよりも美しかったのです。その上、姫のひく琴の音色も、かく文字も人々をみなおどろかせました。
こうして嫁くらべがおわって、父君はお二人の仲をおゆるしになったのです。
その後、姫と宰相殿は新しい立派なすまいにうつり、幸福にくらしたということです。                                                                 (おわり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする