沖縄など熱帯、亜熱帯地域に分布する「ミツバハマゴウ(三葉浜栲)」の園芸品種で、葉の表が緑、裏が紫色の’プルプレア’ (Vitex trifolia 'purprea')
別名:セイヨウニンジンボク’プルプレア’、銅葉セイヨウニンジンボクなど
シソ科ハマゴウ属の半耐寒性常緑低木で、高さ2m以上に達し直⽴または斜上する。
花期:7~10月 花は円錐花序、淡い⻘紫色で枝先に多数つける。
葉は対生につき倒卵形で普通3出複葉。時に単葉、2葉も混生。⼩葉は全縁で葉柄はほとんど無く、葉の裏⾯には灰白色の毛が密生しハマゴウに似るが、葉先は少し尖っている。
西表島、石垣島の海岸近くに生える常緑高木「ヤエヤマハマゴウ(八重山浜栲)」(Vitex trifolia var. bicolor)
樹高:8m 花期:5~11月 花は小さい淡紫色
葉は普通5枚の小葉からなる掌状複葉、3枚(3出複葉)のものも混生する。
近縁種の「ハマゴウ(浜栲)」(Vitex rotundifolia)は、海岸の砂地に群生する常緑小低木で単葉
茎は砂の中を這って地上に直⽴し、⻑さは 1.5~3mくらいになる。葉は対生し全縁で裏⾯には灰白 色の毛が密生し、白っぽく⾒える。
花期:8~9月 花は⻘紫色をした小さなロート状の花で枝先に円錐花序に多数つける。
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