田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

金乗院&秋海棠

2019年09月07日 | 花さんぽ・花めぐり

野田市最古の寺院「金乗院(こんじょういん)」は、1398年頃に開山したと言われていています。

 

こちらには、以前紹介した「サルスベリ(百日紅)」の古木が数本あり、まだまだ元気に花を咲かせています。(撮影:’19.9.4)

(撮影:’19.9.4)手前が一番大きな「百日紅」の古木。奥にも二股に分かれた木があります。

 「金乗院本堂」(撮影:’19.9.4)

正面が「清水開運不動尊」(撮影:’19.9.4)。右側にも大きな「百日紅」があります。

「清水開運不動尊」の前では、「シュウカイドウ(秋海棠)」の花が見頃です。清水公園「花ファンタジア」に行く前に立ち寄りました。(撮影:’19.9.4)

(撮影:’19.9.4)「秋海棠」は、シュウカイドウ科の多年草。開花期8~10月で花色は淡紅色と白です。

「秋海棠」はベゴニアと同じ仲間で中国原産。名前の由来は、秋にバラ科の「海棠(カイドウ)」と似た花を咲かせることから付けられたそうです。

草丈は70cm程度で、耐寒性が強く日陰でも育ち、繁殖も容易です。(撮影:’19.9.4)

葉は長さが 20cm 程度と大きい。(撮影:’05.8.12)

 

「白花秋海棠」(撮影:’04.9.11)

(撮影:’04.9.11)白花種は普通種と比べて弱いので混植しない方がいいようです。

傍に濃紫色の綺麗な「朝顔」が咲いていました。(撮影:’19.9.4)


綿が取れる植物:ワタの花

2019年09月07日 | 花さんぽ・花めぐり

ワタ(綿)」の花。アオイ科の多年草(栽培種は一年生)。

世界各地の熱帯または亜熱帯地域が原産。

綿の種類はおよそ37種あり、このうち4種が衣料繊維に利用されるそうです。

花径は約6cmでオクラの花とよく似ています。

花(アジア綿?)だけを見ると混同します。(撮影:'19.9.5)

花は3枚の包葉に包まれ、内側に萼(がく)があります。

花弁は5弁で写真では花色が淡い黄色。

品種によっては白色や紫色のものもあります。

開花後、赤く変色します。(撮影:06.7.23)

日本の在来種は、アジアメンの中のシロバナワタの系統とされています。

草丈は1 m~1.5 m程度で、葉は3~5裂。(撮影:'19.9.5)

花芯が濃紫色だとオクラの花とそっくりですが、こちら(アメリカ綿?)は花芯も同色です。(撮影:’05.9.11)

花びらの縁が赤い「コットンボウヤ」という種類もあります。

開花期は7~8月ですが、9~10月に果実をつけます。(’撮影:04.9.18)

開花してから 50~60日後に成熟した 蒴果 (さくか) が割れ、綿毛が見えてきました。(撮影:’04.12.11)

ワタは成熟すると、はじけて、3~5室から成るコットンボール(さく)となります。直径7cm程度。(’撮影:04.9.18)

白く柔らかな綿毛が盛上がって、一見、花が咲いたようになります。白いワタだけでなく、緑、青、茶色のものがあります。

1つのコットンボールにつき25 ~ 35個の種子ができます。

種子は食用油のほかマーガリンや石鹸の原料として、搾油後の粕は精製して主に飼料や肥料として用いられます。(撮影:’06.11.5)

こちらは「ブラウンコットン」です。