晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

石楠花より 「今年はごめんね、来年たくさんの仲間とお会いしましょう」 

2010年05月13日 | 
知っていましたか?”夏の思い出”の作詞者、江間章子さんは尾瀬に行かずに、誰からも愛される歌詞を書かれたのですから優れた方です。

♪ ~夏が来れば思い出す はるかな尾瀬、遠い空 霧の中にうかびくる やさしい影、野の小径
水芭蕉の花が咲いている 夢みて咲いている 水のほとり ~ ♪

石楠花色にたそがれる~♪

冬からずっと蕾をつけた木が少ないのを心配していました。多良山系の五ヶ原、笹岳もだめで、舞岳のシャクナゲ尾根に微かな望みを抱いて登りましたけれど・・・。ここも予感的中ー淡いぼんぼりは灯らず薄暗い森でした。





登り口で出迎えてくれたヒメナベワリ
撮影するのに寝転んだりと苦心するヒメナベワリさんですが、ちょうど目の高さの土手に花開いていました。



 


昼食を取った岩場から、黒木集落に白くビニールを張った様に見えるのは、水を湛えた田がてらてらと輝いているからです。(下山後、3枚ほどすでに田植えを終えた田んぼがありました)こんな絶景を眺められる贅沢なレストランはどこにもありません。植林と自然林のパッチワークが鮮やかに見える初夏の景観です。





オウギカズラ(シソ科)、蔓を見落としがちですが、花をつける茎は高さ8~20cmで、地上を這う走出枝を出します。


イワタバコの一つ葉は緑色に、ヒメレンゲは黄金色に輝いていました。
アメリカフウロはがく片の先に可愛いらしい突起を持っています。

 


帰りに立ち寄る砂防ダム公園では、大好きなダンデライオンが綿毛を風に飛ばしていました。


(5月9日のこと)
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2 コメント

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シャクナゲ (CJN)
2010-05-14 09:46:59
こんにちは bambooさん
9日は久連子の山を初めてのルートで周遊しました。新山名がついたからです。奥座向・積岩山・岩茸山です。ついでに昔の本にあった長岩山も加えました。思いがけずシャクナゲとミツバツツジの花をたくさん見ました。期待していなかったので良かったです。レポ書いています。暇なときにでも。五家荘ではいくつかのピークの名前がつけられて認知されつつあります。
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CJNさん拝見してますよ(*_*; (bamboo)
2010-05-14 20:28:47
もうみせてもらってますよ。前回頂いたコメントに返信しているのですが、CJNさんに気付いてもらってないようですね。
本当に不便な久連子の山付近を歩いていらっしゃるのには頭が下がります。そして石楠花とミツバツツジの群生に会うことができただなんて!
長崎からは登山口までが遠いのでつい敬遠しがちな脊梁です
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