晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

脊振り山系 西山・坊主川源流コース

2010年05月12日 | 
脊振山系坊主川ルートを登りました。

ルート  福岡多々良瀬 千石の郷登山口~鉄塔~坊主滝分岐~谷コース~金山~西山分岐~西山~坊主川分岐

メンバー pole-pole&bamboo
行動時間 6時間

千石の郷登山口は人家に近く子供の日の最後の連休を楽しむ家族連れや、犬の散歩をしている住人がちらほら。薄暗い杉林の中に気高く咲くホウチャクソウを見つけました。



鉄塔を過ぎるまではうんざりするような人工林を、坊主が滝の流れ落ちる川音に気分を紛らわしながら歩きます。尾根コースと谷コース分岐では迷わず谷コースを選びました。踏み跡から判断すると谷コースを歩く人は少ないようですが、テープ目印が最後まで誘導してくれます。奥座敷風日本庭園に油断していたら、最後に難関、ロープを伝っても滑る急斜面が待っていました。



まだ猫の目途中のネコノメさんです

 


淡いピンクの今年お初ツクシタニギキョウ



金山山頂から佐賀藩番所跡を通過し、しばし緩やかな縦走路歩きを楽しみました。

 


岩場から脊振山レーダーはぼんやりと霞んでいる

ミツバツツジと椿の饗宴も素晴らしい





こちらは正統派のツクシタニギキョウ



金山山頂から1時間ほどするとこのような分岐

見やすい二重のカラーテープが要所要所に付いている

ツクシシャクナゲの木が多くありますが、ここも裏年でした。来年こそ見事なツクシシャクナゲの花に出迎えてもらえること間違い無しです。

西山山頂までは10分

「グエッ、グェッ」と奇妙な音が響き渡る坊主川源流ー。しーっと聞き耳を立てて近づくと蛙が土の中からくぐもった声をだしているのでした。



脊振山系は未知のルートがまだまだ後に控えています。poleの友人が脊振り麓に購入した3000坪の原野に手を入れ始めました。電気が引かれ、手造りの家が完成するのは秋にずれ込みそうです。冬は薪ストーブを囲みながら、窓辺に降る雪を眺められるでしょう。
(5月5日のことでした)
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