晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

ブログDEロードショー「City of  God」を観て

2011年02月28日 | 映画
バイオレンス物と聞き腰が引けてしまっていたのですが、観終った後どろどろとした澱がたまるような感想にならなかったなかったのは予想外でした。一見特殊な街に育つ少年たちの青春ドラマ風ー。将来はギャングという定番ではなくカメラマンを志したブスカペ、残虐なリトル・ゼから去ろうとした親友ベネの存在はあっけらかんとした明るさをもたらしていました。『生と死』が常に隣り合わせの世界は重苦しいはず。しかし、軽快なBG . . . 本文を読む