晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

小さくなったキンランの丘

2010年05月11日 | 日常
今年のキンランの初出会いは大崩コテージの沢へ下りる道でした。
5月GWは子供達へ会いに上京するので、一昨年は奥多摩で、その前は丹沢山系でと関東の山でしたが、これだけのキンランに出会えるのはおそらくこの丘以上のはないでしょう。
なのに時期が遅かったのでしょうか?株数も激減していて盗掘にあったのではないかと心配しています。
どうぞ彼女らをそっとしてあげてと祈らずにはいられません。

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キンポウゲの土手を見ると、アッシジの映画を想い出します。



下山途中、陽に透けた透明なナルコユリに心奪われました



登山口付近の境内にこぼれんばかりに咲いていたオガタマの花は、不思議な妖艶さがあります。原始的な様相と強い香りで人を惹き付ける官能的な花に年々思えてきました。呪いを唱えている白装束姿の卑弥呼を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。我が家にも咲いていて、発酵したようなバナナに似る甘い匂いに惹かれ、くらくらと庭に誘われます。



(5月8日のこと)

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