晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

阿蘇へ~(10月13・14日)

2012年10月24日 | 日常
母も連れ立って阿蘇へ行ってきました。日ごろの親不孝行を詫びるために一泊旅行です。清和町の人形文楽と通潤橋、夜はルナ天文台で星の観察、翌日は熊本城を見学。山は歩けませんでしたが母に喜んでもらえて何よりでした。そして、そしてカフェ・スケアクロウのクーちゃんと同じ誕生日の私たちは、早めのバースデーを祝いました!

人形文楽は昨年に霧立越へ登山した折りに立ち寄り、精巧に作られた人形に、アチさんがいたく気に入り「来年舞台を観劇したい」と言ったのでした。約束を無事に守れ、母を連れて来られた事に感謝したい気持ちが先に立ちます。



清和文楽は、江戸時代に阿波淡路から巡業に来た人形一座から人形を譲り受け操り方を習ったことが興りとされています。地元農民によって春秋の奉納芝居として受け継がれてきましたが、現在は14名の保存会員によって公演されているとのこと。人形は人間の3分の1から2分の1ぐらいの大きさです。
文楽館には人形の展示がされ、人形の前に立つと人形が一回転して穏やかな顔が鬼の形相に変る仕掛けなどがあります。目玉は細かく動くように細工されているんですね。人形遣い手が3人で動かしています。

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観た演目はさすがにお涙頂戴モノで、私らはかなり辟易しましたが、母は嬉しそうでした。


ルナ天文台は宿泊もできます。夜は室内演奏とプラネタリウム見学後に実際に星空観察。天体望遠鏡はオーナーの所有物で2億円もする九州一の立派なモノです。私設と云うから驚きます。画像の右天文台の室内の階段を伝って登り、明るさを少なくするために少しだけ天体ドームを開いて観測した木星、ひこ星たち。







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