晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

国東半島 豊後高田へと

2010年05月08日 | 
先日、某テレビ局で僧侶たちが6日間で約150キロの行程を歩き、寺院や霊場を巡る「六郷満山峰入り」が紹介されていましたが、その一つだろうと思われる熊野磨崖仏に続く田原山(たわらやま)、別名鋸山(のこぎりさん)です。

軽い気持ちでぶらりと向かいましたが、囲観音堂から左折するとやせ尾根の行者尾根が続いていました。やせ尾根には強い風が吹きつけ身体があおられそうです。熊野磨崖仏を見たいというpoleの想いで伝い歩きますが、鋸刃状の尾根はどうなっているのか・・・
次に訪れたい『昭和村』の閉館時間も気がかりで途中で断念しました。



レトロな雰囲気漂う豊後高田の中心商店街『昭和村』。似たようなことをやっている東京の青梅市を想像して訪れましたが、幾分小規模な街並みでした。お肉屋さんや魚屋さん、八百屋さんがそれぞれ軒を並べています。スイカを丸ごとアミ手提げに入れた男性が、ひょっこり小路から現れたのにはびっくりしました。「あれはやらせかな?」と、思わずpole-poleと顔を見合わせたぐらいです。お手本を示されたみたいに、大型店舗が進出しシャッター通りとなってしまった日本各地の商店街も、人とのつながりをそれぞれが意識すれば、簡単に取り戻せそうなそうな気がします。



昔、貸し本屋で借りたマーガレットや少女フレンドの漫画、アルマイトのお弁当箱、琴姫七変化、円い卓袱台を囲んだ茶の間など・・・etc 懐かしい展示物が所狭しと並んでいました。

山三昧ではなく、そこかしこの街並みを歩き、名所名跡を訪ね、地元の特産物を”道の駅”で買い求めるのも又楽しからずや。初めて知った『こじもと』の野菜もその一つでした(道の駅生産者のおばあちゃん、ありがとう!)地元の酒、焼酎を買うのは当たり前ですよ(*^_^*)
(5月1日)

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2 コメント

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国東半島にも行かれたんですね。 (リンドウ)
2010-05-12 01:08:04
私も行者の番組を見てましたよ。
きっと!そのコースはシェルパなどで行かれる
コースかなあ・・なんて思いながら見ました。

昔、両子寺に熊磨崖仏をブーツ履いて歩いた事が・・熊磨崖仏までの自然石が歩き難くて
大変な思いでした。
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Unknown (bamboo)
2010-05-12 17:59:41
帰る車の中で熊野磨崖仏標識に気付きましたが、時すでに遅し~でした
峰入り のTVは良く出来た番組でしたね。もっと早く放映されていたら気合も違っていただろうにと、2人で悔しがったのですよ。

それにしてもりんどうさんはテキスト作りのために、色んなことを調べて紹介して下さるので、私まで恩恵に与っています
今回もブログに早速取り入れました。いつもいつも感謝です。
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