マンサクの花が邂逅を呼んだ

朝の雨に少し迷いましたが、しだいに回復するという予報を信じ決行して良かった！
先週のマンサクお伺いに次いで２週連続、今回は多良岳の方面をお伺いです。皆さんお待ちかねだったようで予想した通りの賑わいでした。
先ずは国見岳のマンサクは？



「やはり例年に比べ開花が遅れているみたい」嘆いていると、後方で私のハンドルネームを語っているお二人連れ。それはHIROKOさん御夫婦の御姿でした！懐かしい、何年ぶりでしょうか。九重に２、３回、佐賀のプリン山、岩屋山、長崎街道歩きにご一緒しました。体力的に衰えたとおっしゃいましたが、福岡からですからまだまだお元気です。

山頂はお弁当を広げている登山客であふれ、女性陣の声が響いています。喧騒を避けたいアチさんの気持ちを察して、止む無くランチタイムは先の岩場までお預け。

狭い尾根道で道を譲り合ったお顔は！？
ミラさん御一行です。（福岡から）豊津の信ちゃんさん御夫婦、I先生もいらっしゃいました！思わぬ出会いに立ち話が弾みます。マンサクの花はこれからという咲き具合でしたが、久しぶりのお仲間さんたちとの邂逅に嬉しくなりました。山を愛する共通の思いで繋がれる一体感。長く大事に持ち続けていきたいと今更ながら思わずにはいられません。
初めてマンサクを見た時は錦糸卵のようだとがっかりしました。 でも、数年前泥炭質の土にクルリンと一巻が落ちているのを見たのです。 鮮やかな黄色が真っ黒な土に映え、まるで森からのプレゼントに付けてあったカーリングリボンの様。それ以来、マンサクの花は私には”幸せの黄色いリボン”となりました。
やはり今日も”邂逅”という幸せを運んでくれましたね！

ぐるりと周回した後で、戻って細花小貝母の探索開始。スプリングエフェメラル（春の妖精）さんのお目覚めは未だの様でした。これからたくさん見かける花たちですが、季節がめぐり最初に出会った花は感激度が全然違います。