晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

七つ星スタッフの訃報

2015年03月11日 | 七つ星
今日は東日本大震災日から4年目。あの時の何とも云えない喪失感は思い出すだけでもぞっとします。なのに、また悲しい知らせが増えました。
ボランティアで一緒にお弁当を作っていた”七つ星”の仲間、Nさんが亡くなったと・・・。66歳は早すぎます。ご自宅で闘病中でしたが、御家族や兄弟、親友に見守られながら旅立たれたと聞き、幸せな最期を迎えられたのは悲しくも良かった・・・。
「安子さん」の名前通り、色んな事があっても穏やかに受け入れられる方でした。癌と分かった時に「若死にした母より生きたから何も望まない」とおっしゃって、動揺した自分と比べ「本当にですか?私は病気を憎み呪いましたよ」と本音を聞き出そうとしました。しかし、話すうちに彼女の表情や話しぶりで本心からの言葉だと納得できました。「そんな気持ちで闘病するなら、悪い細胞も根負けして逃げ出してしまうでしょう」と云ったのは2年前。心からそう信じて必ず復帰される日があると疑いませんでした。ふくよかな身体つきは叔母に似て、年下の私に敬語を使う気遣いの女性でした。今までありがとうございました。心よりご冥福をお祈り致します

母よりも生き存(ながら)えて充分とガン病む友のきっぱりと言う(H25・4・22)

まさか挽歌を詠むことになろうとは・・・。

留紺の酒屋前掛け締め料る君を忘れじなごり雪舞う

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