画伯が小学生のKちゃんに「どんなキャラが好き?」と聞いたら
答えは『こびとづかん』だった。
画伯が「あーねぇ」と笑顔で応じると
Kちゃんはご機嫌で『こびとづかん』の写真をいっぱい見せてくれました。
いまさら、こびとづかんは苦手です…と言い出せない画伯でした。
長野まゆみさんの本『あのころのデパート』が文春で紹介されていました。
そう!かってデパートはよそ行きの服を着て出かけて、
大食堂でお子様ランチを食べて、それから屋上の遊園地で遊ぶ、
ちょっとリッチな気分の味わえる場所だったんです。
画伯は幼稚園のときにはまだ屋上の回転木馬が残っていて
「この回転木馬…乗れるんですか?」と聞いたら係りの人が快く動かしたくれました。
画伯しか乗っていない専用木馬でした。あれから直ぐに屋上には行けなくなったので
良い思い出です。
ところで今日、懐かしの『鉄おじさんのチーズケーキ』のお店を発見したので、
新作の巨大まんじゅうみたいな形のケーキを買ってきました。
これはこれで美味しいです。
益田ミリさんの『47都道府県女ひとりで行ってみよう』(幻冬舎文庫)を読みました。
大分県編で「ここにきて大分県が一番好きになった」と書かれているを発見して感激。
さっそく、ぶひょりん(大分生まれ)に報告すると
「多分~、何かの間違いだよ」と真に受けてくれないです。
眠れない時は頭の中で「あー」と言えば良いんだよ。
脳はひとつの事しか考えられないから雑念が消えるんです。
と画伯がしたり顔で教えてくれました。
でもそれって頭の中がうるさくならないですか?
高校の美術教室には、福田平八郎『雨』とマックス・エルンストの『雨後のヨーロッパ』
のポスターが貼ってありました。
これは、先生の好みがシュルレアリスムだったためなのですが、
本物以上に本物らしいみえる瓦の絵、そして植物が鉱物化したような不思議な風景
「なんがスゴイ!」と思いました。
時々、また観てみたい~と思い出してしまいます。
『雨後のヨーロッパ』は、いろいろな絵の具を塗った紙をキャンパスとなる布に
押し付けて偶然にできる絵柄に描き加えていく手法で描かれています。
同じような手法はダリの絵や中国の水墨画でも用いられているようです。
『数学の絵馬』が取り持つ出会いが素敵な映画でした。
真理の探求者だけど…あんぽんたんな輩は、やっぱり
傍でしっかり者さんが支えないとダメ~です。
次の明察さんは誰だ!
えんとの出会いが待ってます。
昨日のラジオ深夜便は『楽園のカンヴァス』で 山本周五郎賞を受賞した
原田マハさんでした。
独学で現代アートを学んだ原田さんは、美術への思い入れが強いので
職業は?と聞かれれば、今でも「美術家」と答えますと言ってました。
原田さんが小学生のとき、岡山の美術館でピカソの『鳥籠』を見て、
なんて下手な絵! 私のほうがうまいのに! と思った
というエピソードには笑いました。
そんな著者が執筆した絵画ミステリーなのできっと面白いはずです!
NHKラジオで山本 美香さんが著書『ぼくの村は戦場だった。』
について語った番組の再放送を聞きました。
今度、本屋さんで『ぼくの村は戦場だった。』探してみます。
本は、軍事、防衛とラベルされた棚で見つけることが出来ましたが、
軍事、防衛棚に行ったのは初めてでした。