基礎が完成するとまず「根伐り」(所定の深さまで土砂を除去すること)され、「床付け」(設計図書に要求されているような状態に根伐り底を整えること)が行われた。その後、「砕石地業」(砕石を均等に敷設して平滑すること)に続いて厚さ5センチほどまで「捨てコン」(捨てコンクリート)が流し込まれた。
この「捨てコン」は構造的に必要なものではなく、そのあとの基礎工事の作業を容易にするために行うのだと言う。基礎工事では、基礎をかたちづくる型枠と、鉄筋を組むことになるが、この「捨てコン」の上に「墨出し」と言って型枠、鉄筋の位置を書き記すそうだ。
「捨てコン」が終わるとすぐに鉄筋が組まれた。専門の鉄筋屋さんが組んだようで、たった1日間ほどで見事な骨組みが出来上がり、翌日ベースの型枠が組まれ、週が明けて19日にはベースコンクリートが打設された。そのまま2日ほど放置。23日に枠が外されてベースが完成した。
この段階で、すでに基礎を貫通する給水管や配水管などの設備配管が通してあることに気づいた。建物の内側への配管は、この段階でなんらかの対処をしておかないと、出来上がった基礎を壊して配管しなければならなくなるのだ。
この後の工事は、「立ち上がり型枠の墨出し」と「立ち上がり型枠組み」、そして「立ち上がりコンクリート打設」。来週から始まる予定。
◆写真1:新たな定点観測をこの位置から行うことにする。
◆写真2:ベースコンクリート用の鉄筋を組んでいる途中
◆写真3:枠をしっかり固定しないと打設したコンクリートが外に向かって膨らんでしまう。
◆写真4:この上に庫裏の中央廊下が作られる。以前の庫裏になかったこの廊下は、広い庫裏の中を部屋を通過せずに往来するときに重宝する・・・予定。
◆写真5:左手平成6年完成の住居前が新たな定点観測場所。
◆写真6:立ち上がり型枠のための鉄筋が高い。これは庫裏の下の風通しをよくするため(強制換気)にあえてそのように設計したもの。
◆写真7:これが本堂につながる廊下になる。十分な幅を与えてある。
◆写真8:この距離からだと少々見づらい。裏山にはシダ類の雑草が繁ってきた。このシダ類は、裏山崩壊前に生えていたもの。その生命力に驚く。
この「捨てコン」は構造的に必要なものではなく、そのあとの基礎工事の作業を容易にするために行うのだと言う。基礎工事では、基礎をかたちづくる型枠と、鉄筋を組むことになるが、この「捨てコン」の上に「墨出し」と言って型枠、鉄筋の位置を書き記すそうだ。
「捨てコン」が終わるとすぐに鉄筋が組まれた。専門の鉄筋屋さんが組んだようで、たった1日間ほどで見事な骨組みが出来上がり、翌日ベースの型枠が組まれ、週が明けて19日にはベースコンクリートが打設された。そのまま2日ほど放置。23日に枠が外されてベースが完成した。
この段階で、すでに基礎を貫通する給水管や配水管などの設備配管が通してあることに気づいた。建物の内側への配管は、この段階でなんらかの対処をしておかないと、出来上がった基礎を壊して配管しなければならなくなるのだ。
この後の工事は、「立ち上がり型枠の墨出し」と「立ち上がり型枠組み」、そして「立ち上がりコンクリート打設」。来週から始まる予定。
◆写真1:新たな定点観測をこの位置から行うことにする。
◆写真2:ベースコンクリート用の鉄筋を組んでいる途中
◆写真3:枠をしっかり固定しないと打設したコンクリートが外に向かって膨らんでしまう。
◆写真4:この上に庫裏の中央廊下が作られる。以前の庫裏になかったこの廊下は、広い庫裏の中を部屋を通過せずに往来するときに重宝する・・・予定。
◆写真5:左手平成6年完成の住居前が新たな定点観測場所。
◆写真6:立ち上がり型枠のための鉄筋が高い。これは庫裏の下の風通しをよくするため(強制換気)にあえてそのように設計したもの。
◆写真7:これが本堂につながる廊下になる。十分な幅を与えてある。
◆写真8:この距離からだと少々見づらい。裏山にはシダ類の雑草が繁ってきた。このシダ類は、裏山崩壊前に生えていたもの。その生命力に驚く。