5月27日、中越地震から1年半を経てようやく庫裏改築の起工式を迎えることができた。
滝谷町の1丁目、2丁目の旧国道沿いの被災した家屋では、すでに改築、新築のラッシュは終わり、多くの新しい家々が軒を並べている。しかし、滝谷町の本村(自坊のある滝谷の山)では今年の2月にようやく避難勧告が解除されたため、新築が始まったのはようやくこの春になってから。わが庫裏の改築起工式は、その中でも最も遅くなった。
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4月22付けのブログでも触れたが、工事が完了した裏山の杉木立の奥に、車が通行できる山道がある。途中から九十九折になっているこの山道を500メートルほど登っていくと、女滝の200メートルほど奥の山に出る。ここが滝谷の山の頂上部になる。
もともとこの山道は杉木立の奥あたりまでは車で通行可能道で、その先は人がようやく通ることのできるほどの幅しかなかった。ところが昨年の春、市が林業振興のために山頂まで道 . . . 本文を読む