今年も了明寺の桜が満開となった。避難勧告の出たままのこの地にも、いつもと同じように春は訪れた。
了明寺の境内から上の墓地に上がる道沿いに植えられたこの桜は、8年ほど前にお浄土に還られたご門戸の妙好人が12~13年前に植えたものである。植えてから3年目の春にほんの少しの花を咲かせた後、毎年少しずつその花弁を増やしている。
とはいうものの、きちんと手入れをしてやらないためか、今年の春も「満開」とは言えご覧の通りの疎らな咲き方でしかない。
それでも、天気のよい暖かな日にこの開花した桜を見上げると気持ちのいいものだ。
8月の墓参りの日には提灯の電源コードの支えになってもらっているこの桜の木。
いつの日か必ず、こぼれんばかりの豊かな花弁を咲かせてやりたいと思っている。
◆写真:左側に見えるのは本堂の庇
了明寺の境内から上の墓地に上がる道沿いに植えられたこの桜は、8年ほど前にお浄土に還られたご門戸の妙好人が12~13年前に植えたものである。植えてから3年目の春にほんの少しの花を咲かせた後、毎年少しずつその花弁を増やしている。
とはいうものの、きちんと手入れをしてやらないためか、今年の春も「満開」とは言えご覧の通りの疎らな咲き方でしかない。
それでも、天気のよい暖かな日にこの開花した桜を見上げると気持ちのいいものだ。
8月の墓参りの日には提灯の電源コードの支えになってもらっているこの桜の木。
いつの日か必ず、こぼれんばかりの豊かな花弁を咲かせてやりたいと思っている。
◆写真:左側に見えるのは本堂の庇