〈雑言〉

六月二日（木）の函館では、「銀色のグラス」と言うバーで、夜９時から孫承煥&大矢内&HiRoo&フリルと言うミュージシャンやDJのバトルロイヤルの狂騒が夜が更ける迄繰り広げられたようだ……。

平日の木曜の夜だと言うのに、急遽決まったイベントに約四十名集まるとは、函館〈縦横無尽超世代ネットワーク〉恐るべし、笑。

銀色のグラスで、約四十名って……、客溢れてたのでは……！？、ギュウギュウ詰めの寿司詰めか……！？。
などと想像していた……。（北海道の臍の街富良野の奥地の大自然がすぐ裏に迫る布部石綿で……。）

孫承煥氏の野獣の咆哮ダミ声修羅街蛮歌と大矢内氏の変幻自在に舞い踊り締め上げ絡み付くサックスの音色響きに、
HiRoo氏のタイの蒸せ返る様な暑さ湿度臭い原色立ち込める音の移植大繁殖ぶり、フリル氏は記憶が確かであれば昭和歌謡の使い手……、ではタイムマシンの如く時代をいじり回し交錯させたのだろう。

此の日の函館本町一角の銀色のグラスは、熱帯夜と昭和とジャングルの獣の雄叫びがグルグル回り舞い上がり狂喜乱舞した一夜だったのだろうと想う。

此一夜は、忘れられない一夜になった奴も居るだろうな……。