〈戯言〉
まだまだ冷たい雨が降る富良野。
油断大敵、梅雨末期。
蛙の大合唱も無い。
寒いのでじっとしているのだ。
風がごおごお鳴いている。
こんな雨の中、唯一人ひたすら遍路道を歩いた事もあった。
雨の日の遍路は、無我夢中の一歩だった。
風は暴れ紅いポンチョは、バサバサ靡き翻る羽ばたく、翼の如く。
一足飛びに雨風を凌ぐ地に着く事を望む!
金剛杖の音、地を踏む足音、地を打つ雨音のユニゾンばかりが俺の耳に響く!
時折、風は狙いすましたブラストビートの如く暴れ吹き抜け、トラックの車輪は、疾走する2バスと成り水しぶき上げ駆け抜ける。 こんな時、南無大師遍照金剛を唱え重ね合わせる。
決して忘れぬ交響曲が、心に録音された。
南無!
まだまだ冷たい雨が降る富良野。
油断大敵、梅雨末期。
蛙の大合唱も無い。
寒いのでじっとしているのだ。
風がごおごお鳴いている。
こんな雨の中、唯一人ひたすら遍路道を歩いた事もあった。
雨の日の遍路は、無我夢中の一歩だった。
風は暴れ紅いポンチョは、バサバサ靡き翻る羽ばたく、翼の如く。
一足飛びに雨風を凌ぐ地に着く事を望む!
金剛杖の音、地を踏む足音、地を打つ雨音のユニゾンばかりが俺の耳に響く!
時折、風は狙いすましたブラストビートの如く暴れ吹き抜け、トラックの車輪は、疾走する2バスと成り水しぶき上げ駆け抜ける。 こんな時、南無大師遍照金剛を唱え重ね合わせる。
決して忘れぬ交響曲が、心に録音された。
南無!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます