堂蓮記<北海道富良野成田山布部不動堂>

毎月の『御心言』と不定期の『祈願講釈』と徒然なるままの箴言・戯言・読書感想等・北の大地の坊主富良野生活記。

【アメリカ・インディアン…奪われた大地…(フィリップ=ジャカン著・富田虎男監修・創元社)を読み始め...

2015-06-16 20:54:19 | 日記
此の本を読んで、自分達の先祖代々の土地から切り離され、自分達の御先祖様が眠る墓地霊場から切り離され、自分達が先祖代々行って来た祭儀を封印され、自分達の先祖代々からの生活を変えられるとは、どう言う事なのか?


元々住んで居た先住民が、少数派と為り移民移住者が多数派に為るとは。


北海道で、自分が元々住んで居た側(アイヌの方々・北方民族)では無く、後から移住して来た移民の側だと言う事を考えて観る……。


しかも、移住して此の140年で自分達の先祖代々の信仰や伝統文化風習祭儀もかなり薄まり廃れて居る……。(曾て御先祖様が本州に居た時は在っただろう自然信仰も極端に薄まった道民和人の我々である…。)


自然の神精霊も仏も御先祖様も崇敬が薄まって居るが、霊だけは信じる人が多い道民和人……。


相手の何を変え、自分達の何を変えたか……。

〈輪句・同感異感捕捉〉より……宜しければ御覧下さいませ……

2015-06-16 15:59:31 | 日記
〈輪句〉人権擁護刑罰自然保護動物愛護は国際情勢世界情勢に依り国際基準世界基準在るが、国地域民族部族世代時代に因り宗教信仰思想哲学主義運動に因り人権擁護刑罰自然保護動物愛護への感情感性感覚思考問答行動違う異なる事有り、即刻即座即時過敏過剰過激に反応反感反論出さず、相手の心身懐具合容態背景背後裏事情観て応える。


#仏教 #世界平和非暴力非差別 #buddhism #furanonaritasan #japan #ANTISECT #WORLDPIECE #LGBT #神仏習合 #スローライフ #多様性 #富良野 #北海道 #地元 #福祉 #介護 #災害 #防災防犯 #救命


※己身内友達仲間内同胞同志会社団体や地元今現在居る場所地域国他地域他国他民族の人権擁護刑罰自然保護動物愛護への感情感性感覚思考問答行動は如何なる傾向か?


有無種類度合い其の理由原因過程結果や改善方法迄、考えて観る……


☆己の宗教信仰思想哲学主義運動の有無種類度合いを省観て捉えて、異世代他地域自国他国の方々との違いの種類度合いや自他の違いの理由原因過程結果と改善方法迄考えて観る……

〈輪句・視野狭窄観〉より……宜しければ御覧下さいませ……

2015-06-16 14:17:30 | 日記
〈輪句〉仕事分野専門分野得意分野趣味習い事分野と専門知識技術方法過多の時代、賛成反対の両者が片方は賛成者賛成業者賛成業界賛成情報知識賛成意見感想考え賛成理論理念理屈賛成専門員に片方が反対者反対業者反対業界反対情報知識反対意見感想考え反対理論理念理屈反対専門員に熱狂心酔傾倒拘泥し、対話会話議論口論噛み合わ無い事有り。


#仏教 #世界平和非暴力非差別 #buddhism #furanonaritasan #japan #ANTISECT #WORLDPIECE #LGBT #神仏習合 #スローライフ #多様性 #富良野 #北海道 #地元 #福祉 #介護 #災害 #防災防犯 #救命


※己身内友達仲間内同胞同志会社団体や地元今現在居る場所地域の方々に、情報知識を、こちら側あちら側そちら側裏側と表裏過去現在裏読みして賛成反対して居るか?


有無種類度合い其の理由原因過程結果や改善方法迄、考えて観る……

〈輪句・〉より……宜しければ御覧下さいませ……

2015-06-16 11:02:09 | 日記
〈輪句〉家族の輪、一族の輪、地域の輪、恋人の輪、友達の輪、仕事の輪、絆繋がり集まりの輪、趣味習い事の輪、何れに於いても幼児孤児老人障碍者難病者差別受難者被災者困窮者の平和平安平穏安心安楽安全な生命生活人生仕事衣食住の見守り声掛け注視救援支援後援応援の指導伝導講習学習が在るかが大切大事肝心要。


#仏教 #世界平和非暴力非差別 #buddhism #furanonaritasan #japan #ANTISECT #WORLDPIECE #LGBT #神仏習合 #スローライフ #多様性 #富良野 #北海道 #地元 #福祉 #介護 #災害 #防災防犯 #救命


※己身内友達仲間内同胞同志会社団体や地元今現在居る場所地域は、子供老人困って居る人の見守り注視声掛け救援支援後援応援が在るか?親祖父母親戚・地域長老目上先輩・友人知人同僚同期・仲間同胞同志・聖職者教師講師・首長社長政治家起業家指導者から伝えられ教わり学び習い覚え考え受け繋ぎ継いで又伝えて居るか?
今迄読んだ本に書いてあったか?観た番組や作品に在ったか?


有無種類度合い其の理由原因過程結果や改善方法迄、考えて観る……

【アメリカ・インディアン…奪われた大地…(フィリップ=ジャカン著・富田虎男監修・創元社)を読み始め...

2015-06-16 09:53:56 | 日記
読書感想を、まとめ始めると、アメリカと言う大地には、インディアン(ネイティブアメリカン)の方々が居た。北米だけで200万~500万人とも980万~1800万人とも言われて居る。


ネイティブアメリカンの部族同士にも対立は在ったようだ。(其の部族間対立が後にイギリスとフランスの新大陸覇権争いの対立と戦争に利用された。まるで幕末日本や朝鮮戦争やベトナム戦争やアフガニスタン紛争やアフリカや今のアラブ中東の様に。昔から相手の内部対立煽動し一致団結一本化させない政策が在ったと言う事だ。)


ネイティブアメリカンの方々が住んで居た大地を、西洋白人の方々が公式に認識したのが1492年。コロンブス一行だ。日本は室町時代か。
(西暦1000年頃、グリーンランドのバイキングのレイフル=エリクソン一行がアメリカ北東部に一時期住んだが結局去った様だ。)


ネイティブアメリカンの方々と西洋白人の方々は、毛皮と鉄器・酒などの交易から始まり最初は激しい対立は無かった様だ。(西洋白人の方々との【交易】自体が、ネイティブアメリカンの方々の生活に組み込まれる様に為っていったらしい。)


しかし、農場農業・漁場漁業そして鉱山開発で、ヨーロッパの貧しい階級地域の方々や弾圧抑圧迫害された方々が入植開拓し始める。農地拡大と入植者人口増加でネイティブアメリカンの方々と西洋白人の方々の間に軋轢対立が生まれ始める。(日本では江戸幕府初期か。)


また、黒人の方々もアフリカから強制移住させられ始めた頃か。(此の本は、ネイティブアメリカンの方々についての本なので、当時の黒人のアメリカに措ける状況、黒人同士の状況、黒人とネイティブアメリカンの方々との状況については詳しく無い。また西洋白人の方々の間にも、イギリスとフランスの新大陸(アメリカに)に措ける対立が在り、移民同士でもあっただろう。映画「ギャングオブニューヨーク」や「ゴッドファーザー」は、移民同士の対立を描いた映画だ。)


ネイティブアメリカンの方々と西洋白人の方々との交流の記述に、インディアンの集落では、毎年冬になると、西洋系白人の方々の12~14歳迄の子供達を集落によんで生活をともにした。インディアンの言葉を覚え風習に馴染んだ子供達がやがて通訳・ガイド・交渉人となったとか。(是は部族や集落にもよるだろう。)


しかし、親密に為り過ぎる事には、ネイティブアメリカンの方々も西洋系白人の方々もキリスト教の教会も警戒心を持ち始めた様だ。


御互いが相手の文化に同化させられるのでは?と感じたのかもしれない。
宣教師たちは洗礼を受けたネイティブアメリカンの方と西洋系白人の方との結婚は認めたとか。


実際、ネイティブアメリカンの方々と交流し親しく成り人生最晩年をネイティブアメリカンの方々と過ごした方も居たようだ。


ネイティブアメリカンの方々と西洋系白人(フランス人)の方々との間に生まれたハーフの方々についても書かれて居るが、ハーフの方々は【メティス】と呼ばれて居て、メティス同士の集落も在ったようだ。(此の本ではフランス人の方々とネイティブアメリカンの方々との間に生まれたハーフの方々をメティスと記して居る。)


ネイティブアメリカンの方々と黒人の方々とのハーフの方々については書かれてはいない。

先日読んだ【「辺境」の誇り、アメリカ先住民と日本人】では、ネイティブアメリカンと黒人の間に生まれたハーフの方について書かれていて、白人から差別されるだけではなく、ネイティブアメリカンの方々から黒人として黒人からはネイティブアメリカンとして差別を受けて来たと。


ハーフについての問題も、今も昔も何処でも在ると言う事が判る。


独立戦争迄のアメリカ自体が、欧米の威圧的影響や受けた幕末日本・朝鮮戦争・ベトナム戦争・アフガニスタン紛争・アフリカ・アラブ中東の状態だった様だ。独立しスペインとの戦争に勝って、スペイン領植民地を自分達の植民地にしてから、今に続くアメリカ世界戦略が始まった。(アメリカは建国以来、百年以上戦争をしていない時期を体験して無い国か?あるいはヨーロッパもそうなのか?1600年代から1800年代迄、ネイティブアメリカンの方々との戦争・独立戦争・南北戦争そして米西戦争、第一次世界大戦…。)


ネイティブアメリカンの方々と文化の再発見見直しや地位向上改革運動は、19世紀後半には始まった様だが、やはり20世紀1960年代の黒人の方々の公民権運動や自然回帰志向のヒッピームーブメントの影響が大きい。(遡るとインドに於けるガンディーの非暴力運動によるインド独立にも繋がるか。)


最近では日本でも、大きな本屋なら単行本・文庫本でネイティブアメリカンの言葉を購入出来る様に成った。


日本でも沖縄の方々やアイヌの方々の文化について再発見再評価され始めた今日此の頃だ。