エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

登別の素直な負けず嫌い

2008-07-20 22:51:19 | Weblog
登別に講演で行った時に立ち寄った場所。
それは著書「考える野球」にも登場している少年の家。

彼と出会ったのは、小学4年生の時。二年前だった。
室蘭のPTA講演や他の講演会に親子揃って来てくれた。
その時に「ありがとう」を一日30回いうことを決めた侍。
小学生でもやると決断した時点で侍に昇格。

彼の自宅にサプライズとして足を運んだのは二回目。
彼は、ウガンダ国際交流でも募金を日々の努力でしてくれた。
「恵まれない環境で野球をしている同志へ」
そんな気持ちで、お母さんと一緒に行動してくれている。

突然の訪問で、彼は驚いていた。
目が点になっている。雨の中「素振り」をしていた彼。
じつは、雨がふって練習が中止になっていないと彼に会えなかった。
偶然、豪雨で練習が中止になり、30分程度話す時間に恵まれた。
かなりツイている。それなりの行いをしてきたからに違いない!

彼の近況を彼の口から聞く。
そして今何が大切なのか伝えた。
最後に「遠軽中学野球部の朝礼」を見せた。
同じような年代の子供が本気にやっている姿。
彼の目を見ると、言葉を交わさなくても何か大きなものを得た模様。
短い時間だったが、彼にとっては十分な貴重な時間になった。

人が人に手を差し伸べる時、どんな時だろう。
適当な人間や、嫌なやつ、どうしようもないやつに差し伸べるか。
絶対にしない。ジェントルマンにだけ差し伸べる手。
エントモは少なくても、感動した人間には微力ながらお手伝いする。
人生のお手伝いだ!

その6年生の彼から、何度も彼から手紙をもらっている。
近況などを定期的に伝えてくれている。

彼にエントモが伝えたいのは「続ける心・感謝する心」「思いやる心」
当たり前のことではあるが、野球を通してスペシャルに学んでほしい。
ふとしたきっかけで知り合った彼。もう六年生になる。
小学生の彼だが、エントモにとっては大切な友人。
彼が素晴らしい大人になって世の中を変えてくれると信じている。
それには、小学生の時から「徳を積む」ことは大切。

努力することが格好悪い

そんな世の中に挑戦してほしい。
泥臭い努力を重ねて、目標を持って突き進むとどうなるのか。
身を持って世に示してほしい。

彼は現在捕手に挑戦している。これもご縁。
エントモも少年野球時代「捕手」をやっていた。
それから25年あまり捕手をやり続けた。

彼がやり続けていること。それは日誌。もう二年も続けている
90日続けると習慣になるといわれている。凄いぞ六年生!
「エントモ日記」と題して毎日書いている。
細かく色んなことが書かれている日誌。

目を通す。

一年の終盤に「エントモさんに試合を見てもらえなく残念」
そんな年もあった。今後見る機会はたくさんあると思う。

彼に一枚の色紙を贈らせてもらった。
書いた言葉は、詳しくは忘れたけど感謝に関することと、
「素直な負けず嫌い」という言葉。
徐々に反抗期になり、親の言葉に耳を傾けづらくなる。
でも、反抗期だろうと何だろうと親に感謝しない人は成功しない。
成功したいのなら、夢を叶えたいのなら、周囲の声を受け入れる。
素直な心で「ありがとう」を口ずさみ、前進する。

当たり前のことができるか否か。
「日本を救う!当たり前基準」に書かれています!
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%86-%E5%BD%93%E3%81%9F%E3%82%8A%E5%89%8D%E5%9F%BA%E6%BA%96/dp/4902969750/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1210208766&sr=1-1


現在、彼は全道大会に出場しているらしい。
勝つことよりも、次に繋がる経験をして欲しいと強く思う!

これからも彼の成長を見守りたいと思う!!!

http://www12.plala.or.jp/endou27/


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