今日の講演、札幌にあるホテルニーオータニで行われた。
北海道経済界の重鎮、今年85歳を迎える方。主催者側の社長さん。
本日の講演前にしばし二人きりで講師控え室でお話。
誰しもが経験できることではないと思いながら時間をかみ締めた。
人としての話、経営の話など、素晴らしい話を伺った。
これぞ、講演の醍醐味「縁」である。
初めてお会いした方から一生ものの話が伺える。
最後の方に、自分から質問をした。「元気の秘訣を教えて下さい!」と。
健康法や心構えなどお聞きした。その時に、「そろそろお願いします」。
講演会場に移動となった。
んんん。もっとお話をしていたかった。質問をしたかった。残念。
この講演、講演前のプレッシャーはすごかった。
自分でも追い込んだ。その位のほうが緊張感あってよろしい。
講演後、坂ビスケットの専務様に、
「いつもより2オクターブ声が高かったね」と言われた。
緊張の度合いを感じ取ってくれていたのだろう。
坂氏は自分の講演を3度聞いてくれている。
「進化しているね」と誉め殺し。しかし素直にうれしい。
下手な場合、課題が多い場合は、きちんと指摘してくれる方。
こういったお世辞なしの方の意見は貴重だ!
その方に、講演後「GOOD!」の評価を頂き大いに自信となった。
「自分を追い込む」
マンネリにならないために非常に大切なことだと思う。
野球でも仕事でも一緒である。
常に前を向き向上心持って突き進むためには必須だ。
自分の考え方ひとつで出来ることだ。
今年一発目の講演。大きな弾みとなりそうだ!!
講演後、帰宅し大雪のため即除雪となった。
講演中にがっつり降っていた雪。うらめしや。
除雪機などを駆使し長時間に渡り重労働。
すると、50歳台のおばちゃんが声をかけてきた。
申し訳なさそうに「すみません・・・」
除雪機の手を止めて話を聞く。
どうやら、道路挟んで向かいの駐車場で除雪に四苦八苦の模様。
契約で大きな駐車場だが、除雪は「自分で」ということを後に気づいた。
らしい・・・。理由はどうでも良いが、困っていることに間違いはない。
「お金払いますから」
ちょっと寂しい話だ。お金で何でもなると思っている世の中。
でも、そんなのいりません!といい、スペースを除雪してあげた。
なんか一日一善したような気持ち。困っている時はお互い様である。
終了後、5000円を差し出すおばちゃん。頑なに固辞。
お金欲しくてやった訳ではない。でも「気持ちが修まらない」という。
お気持ちだけで。とその場を去る。
自宅に戻り、ジャンバーを脱ぐと、何かポケットに。
ビショビショに濡れている5000円札。
あのおばちゃん、こそっと入れたなポケットに。
向かいの駐車場なので、ちょっと高いマンションの誰かだろう。
探すのもなんだし、「気持ちが修まらない」との話もあったので・・・。
返すのも失礼な話なので受け取ることにした。
逆の立場だったら???
う~ん。お礼はしていただろうね。でも最初に「お金払いますから」、
とは言わないと思う。困っている人がいたら誰でも助けるよ。
今の日本、当たり前のことを避けずにする人なんて沢山いる。
今日は、様々なことを考えさせられた一日。
今日の一日に感謝!
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