エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

やるのか?やらないのか?

2007-02-05 15:15:47 | Weblog
昨日はメンタルトレーニングで地方に出ていた。
地方は熱いね。都心部より「熱意」を感じるのは気のせいか。
でも、確実に変わってきた子供たち。
昨年から三ヶ月、素晴らしく成長したのが手に取るように分かる。
そして同時に変わったのは、指導者の方かもしれない。

「考える野球」

にも書いたが、やはり指導者の心構えの変革こそが大きな原動力になる。
普段の生徒指導の中で、あることが生かされたらしい。
指導者の秘密塾で伝えていることを、その方は応用した。
使ってみて、そして大きな効果があったと自覚した。
効果が体感できれば、一気に加速するモティベーション。
うれしい一言をもらった。

「遠藤さんに会って、深夜まで飲んで、次の日が辛いところ逆にやる気が
 みなぎって朝起きるんです。不思議ですよね!元気になるんです!」

その時は、一緒に深酒しているので私は屍(笑)
自身のモティベーションが体を操る。まさにその典型だ。

子供達がこの三ヶ月で大きく変わった。
そのメントレの中で、特に力を注いだのは「決める」自分で決めるということ。
何の種目、どんな職種でも「やるのは自分」。
どうしても他の要素で左右されがち。でも、実際にはそれは錯覚で違う。
なので・・・

「やるのか?」「やらないのか?」

そこでの決断を迫り、自分で決断したものが伸びる。
本当に見違えるように伸びた。テクニックを教えても成果はさほど出ない。
進むべきもの、理想像が見えて、そして自分で計画し突き進む。
こちらが導けば、あとは本人が勝手に突き進む。

たった三回のメントレで変わるの???

これを読んでいる人は思うだろう。誇張表現じゃないの?思うだろう。
でも、物事は心によって左右される。技術じゃなく心を動かせば変わる。
技術力や上辺を追い求めている人には理解不能かもしれない。
でも、そこに着手すると大きく変わる。

難しいメンタルトレーニング。テクニックに走っているメントレ。
効果は実際にあるのだろうか?疑問を感じる。
真剣に正面から話し、そしてお互いが通じ合った時に起きる「何か」。

今後も某チームを温かく見守っていこうと思う!
エントモ自身も大きく学べた三ヶ月。

感謝!

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