息子の自転車事故で学ぶ

息子が自転車通学中に危険運転車に轢かれた。その後の保険会社や加害者の対応、決着など綴ります。時系列になってます。

あおり運転は不滅?

2020-11-08 08:21:11 | 自転車通学

済みません、久しぶりの投稿となります。。。

期せずして、ウチの息子の事故(2016年11月)のあと頃から、世間があおり運転に騒がしくなってきて、法的にも規制が細かくなってきました。

その間多くのメディアが、センセーショナルな出来事(事故?)を取り上げたことも、追い風となりました。

ドライブレコーダーを装備する車が増えてきて、いわゆる証拠固めも容易になってきました。

『やった・やらない』や『云った・云わない』が、ある程度明確にできるようになりました。

しかし、それでアオリ運転や事故は無くなると思いますか・・・・?


(すみません、次に続きます)





PTSDは癒えた?

2020-08-23 05:43:13 | 自転車通学
月日の経つのは、早いようで遅い?

そろそろ事故から3年経ち、前回の投稿記事から4か月の空白ができました。

現在息子は高1です。


・・・・中一12歳の時、自転車通学中に後ろから車に接触され転倒、直後その車にはねられるという恐怖を体験しました。

過去の記事にあるように、事故がトラウマとなり、怪我が治った後にPTSD(=心的外傷後ストレス障害)を発症し、自転車に乗れなくなりました。

通学路に適当な公共交通が無く、以後、卒業するまで2年半もの間、片道4キロの徒歩通学で通しました。


PTSDとは、厄介な症状・病気です。

その複雑な症状自体は、昔から知られていました。

しかし本格的な研究は、ベトナムやアフガン帰還兵に、自殺や犯罪を犯す確率が多い事から始まったようです。

昭和ひとケタ生まれのある人は、戦後数十年間、"花火"が怖くて見れなかったそうです(空襲を思い出すから)。

今でも、犯罪被害者・イジメやDVの被害者には、PTSDの発症確率が高いそうです。

いわゆる『心のキズ』ってヤツです。



ウチの息子ですが、高校生になった今も、自転車に乗るのが恐い(←本人はクチに出しませんが)ようで、あまり乗りたがりません。

自転車が好きで、3歳から毎日乗り回していたのに・・・・



人間と云うよりすべての生き物は、その一生で良い事も悪い事も起こります。

万事受け入れて、強く生きなければならない定めですが、できるなら避けたい、経験したくないことは、やはりありますよね。






調停ー⑥.慰謝料!(その1)

2019-08-13 20:13:41 | 自転車通学

“慰謝料”について、私は、加害者と保険会社の代理人弁護士に送った書面に、次のように主張しました。
(以下原文通りですが、例によって伏せ字があります)



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・・・・・・
・・・・・・
慰謝料
・被害者本人
被害者本人の肉体的且つ精神的苦痛による損害。
中学生として勉学が本分であるにも拘わらず、事故当日、翌日、調査会社の調査日の3日間は休校を余儀なくされました。また外傷の傷みのみならず、事故後2018年3月✕✕日までは事故による”不安恐怖症(■■医師診断書による)”(←心療内科の医師です)の為、自転車通学ができず過酷な徒歩通学を強いられ、一時は過労と心身衰弱に追い詰められ部屋にこもり、結果1日は不登校になってしまいました。 通院により学業も妨げられました。
長期に渡り本人が受けたこれら心身の苦痛は、被害者が12歳である事も鑑み予見できた事で、金銭の授受により解決したいという保険会社と加害者の意志であるならば、贖われるべきと考えます。

・保護者
現在のわが国では、交通事故の場合、保護者や家族の精神的苦痛は未だ考慮されないようですので、今調停では提起を控えます。

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・・・・・・・・・・・・・

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私は甘いのです、金銭に関しては。

何故なら、元からして、「この事故はオカシイ!」「保険会社の対応は間違っている!」「カネの問題じゃない!」というスタンスで、1年以上事故を調べ、証拠を見つけ、反証を挙げて反論してきました。

相手が白旗を上げ調停にかけ、「お金払いますから」なんて言われても困るのです。



私は「息子は、何も悪い事はしていなかった」事を証明したいだけ、だからです。

事故の半年前に、小学校を卒業し、中学に進学し、指定の重たい自転車に乗り、不格好なヘルメットを被り、1列縦隊で自転車通学していた。

希望の部活に入り、朝練に一所懸命だった。

息子に全く非は無かった。

私は、息子の名誉の為に戦った、だけだからです。

いくら相手が旧財閥系の大保険会社で、カネが幾らでもあろうと、札束で横っ面を叩かれて、嬉しい親はいないと思います。



『謝るのはダメだけど、カネは払う』って、オカシイと思いませんか?







(17) 担当者全員ー仕事放棄、弁護士相手の調停へ

2019-07-12 17:31:17 | 自転車通学

逃げにかかった3人目の担当K氏に、翌日私は返信しました。


以下です。




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■■ ■■(←3人目の担当K氏)

ご多忙中、ご返信ありがとうございます。
今回頂戴したメールの記述から判断させていただきますと、9月✕日のメールでお願いしました【 8月✕✕日付けで頂戴したメールの内容(事故後の貴社の対応に関する『お詫び』)を文書にして送って欲しい 】という私の要望は、拒否されたということで宜しいですね。
認識いたしました。

その件でついでに申し上げますと、今回の■■(←担当K氏の名前 )様からの返信が遅れた理由として、メールには『加害者の意向確認の為に・・・』と書かれてあります。
それには違和感を感じます。
何故なら、メールで私が■■(←担当K氏 )様に申しあげていることは、貴社の対応の問題点であります。
云わば、貴社と私どもの間の事であって、加害者を持ち出すことは論点がずれているというか、事この問題に関しては、加害者は関係ないように思えます。
また私は、加害者の事故責任については、現時点では私から■■(←担当K氏 )様へのメールでは未だ言及していません。

あと一点、■■(←担当K氏 )様のメールに■■(←弁護士の名前 )弁護士に関する記述を度々お見受けいたしますが、■■弁護士はこの事案に関し貴社:■■■■■■(←保険会社の名前 )の代理人を受任したということですか?
であれば、メールのやり取りを含め私の交渉相手は、■■(←3人目の担当K氏 )様ではなく、■■(←弁護士の名前 )弁護士である、という事を暗に仰りたいのでしょうか?
■■(←弁護士の名前 )弁護士から私のほうへは、貴社の代理人であるという意思表明はありませんのでお伺いいたします。
私の理解力不足もあるでしょうが、ポイントがわかりません。

以上、よろしくお願い申し上げます。

■■ ■■(←私の名前 )


*以下念のために、2018年9月✕日07:50に当方から■■(←担当K氏)様に送付したメールをそのままコピーいたしました。

・・・・・・・・コピー文・・・・・・・・・・・・・・

********************


私の返信の内容としては・・・・
・『メールや口頭では謝るけど、謝罪文は出さない』という予想通りの回答の再確認。
・加害者を持ちだし、論点をすり替えていることの指摘。
・曖昧な、弁護士への委任


以上の3点です。


特に弁護士の事に、私は苛立ちを覚えます。


担当K氏は、当初から『弁護士』という言葉をそこかしこにチラつかせています。


もし、”弁護士”云々に言及すれば、一般人である私がビビると思っているとしたら、大間違いです。



私は息子と我が家の被害について、誰よりも詳細に検証しました。


その結果、事件(=交通事故)の際、息子に一点の非も無かった事は確信しています。


過失割合で言えば、100対0 です。


また、保険会社のナンセンス且つ恫喝めいた非人道的な対応に対しても、音源その他の証拠があります。


仮に相手が弁護士に変わったとしても、何の不安も恐れもないのです。


むしろまともな弁護士であれば、この事案は加害者と保険会社に理はない、争っても勝ち目は無いと認める筈です。


しかし、保険会社の3人『担当者』は、最後の”所長代理”の肩書を持つK氏でさえ、責任を取ろうとはせず、弁護士を代理人として、裁判所の調停に解決を依頼しました。


昔風に云えば、3人は『給料泥棒』ではないでしょうか。


何故なら、弁護士を雇ったのも、調停に持ち込んだのも、それなりのコストを保険会社が払う訳ですから、3人の担当は、少なくともこの件に関しては"仕事"をしなかった=無能と云われても反論できませんね。


冒頭の私からのメールの数日後、くだんの弁護士から、保険会社の依頼を受任し、調停に申し込んだという内容の封書が届きました。

そして結局、担当K氏からは、私のメールへの返信はありませんでした。

息子が被害に遭ってから、10か月が経過していました。




これまでが、時系列を遡って記述した、保険会社の3人の担当と私とのやり取りの全容です。


この後は、下の今年3月のブログ記事に続くことになります。


交渉(16) 弁護士登場

https://ameblo.jp/1372339/entry-12447979994.html









(16)逃げて白旗 担当K

2019-07-08 16:37:58 | 自転車通学
私の出した「謝罪を文書で・・・」というメールに対し、担当Kはやはり返事を寄こしませんでした。


都合が悪くなると黙り込むという、いつもながらの子供じみた反応です。


これで天下の大保険会社の、3人目の担当『所長代理』です。


私は(毎度のことになってしまいましたが)、返信を促すメールを送りました。



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■■ ■■(←担当Kの氏名) 様

お世話になっております。
1週間ほど前(2018/09/✕✕,7:50)当方からお送りさせていただいたメールへの返信が、本日現在時点で、まだ着信しておりません。
大変お忙しい事とは存じますが、お返事の内容の如何に係わらず、できれば返信はいただけると有難いです。

尚、このメールとお返事が入れ違いになったとしたら、お詫び申し上げます。
また、当方からのメールが■■(←担当Kの名)様に届いていないのでしたら、再送させていただきますのでその旨お知らせください。

■■ ■■(←私の名前)


******************



そして、その翌日Kからの返事が来ました。


(再送しなければ、返事は無かったのか?)



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■■ ■■(←私の名前) さま

■■■■■■(←保険会社の名前)の■■(←Kの名前)と申します。

平成29年11月✕✕日に発生しました交通事故におかれましては心よりお見舞い申し上げます。今般のご返信にあたり、契約者の■■(←加害者の名前)さまの意向確認等のため、お時間を頂戴いたしましたこと、ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

今後につきましては、8月✕✕日弊文書の重ねてのご案内となり恐縮ではございますが、■■(←加害者の名前)さまとの協議のもと、円滑なお話し合いに向け、以前■■(←私の名前)さまがご相談された弁護士が仰った調停等により進めていくことも踏え、■■(←保険会社の顧問弁護士の名前)弁護士を窓口として進めさせていただければと存じます。追って、■■(←加害者の名前)さまの委任に基づき同弁護士より受任に係るご連絡を申し上げたく、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

弊社対応等につき、様々ご指摘を頂戴しております件につきましては、これまでのやり取りの中でも重ねてお詫び、ご案内を申し上げており、本対応をもちまして何卒ご理解賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。


■■■■■■保険株式会社
■■サポート部
■■■■■■保険金お支払センター
担当:■■■■(←K氏)
電話:0✕✕-✕✕✕-✕✕✕✕

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事件(=事故)とは直接の関りはないのですが、K氏からの返信の冒頭、書き出しは常に同文(まるでコピーしてるよう?)です。


私だけかもしれませんが、そんな事からもおざなり感と云うか、誠意の無さを感じてしまいます。


そして、本文もワンパターンの今までのメールの繰り返しで、私の問いには答えていません。


せっぱ詰まっているのか・・・・解決する意思がないのか・・・・


(私の更なるメールは次回に続けます)