至誠と実行

新しい時代は、皆が為に生き合う時代でありたい。生かされている自分であることに感謝して未来に徳を残したい!

まごころとは

2013年02月09日 21時32分04秒 | 日記
2月9日(土)(旧暦2012年12月29日)


今日は旧暦で言うところの大みそか。

明日は1月1日ということになります。


今日は「まごころ」について尊徳公の語られた一文を紹介します。


 人の精神にもとづいて生じる心をまごころという。

つまり道心のことである。反対に、身体にもとづいて発生する心を私心といい、

人心のことである。

 人心というのは、たとえば、田畑に生える雑草のようなもんで、勤めて除き去らねばならない。

そうしないと作物を害するように、大切な道心が荒らされてしまうからだ。

だから常に心がけて私心という雑草を取り去って、米麦を育てるように、いろいろと工夫して

仁義礼智の徳性を養い育てなければならないんだ。

これこそが身を修め、家をととのえるためのお勤めというもんなんだな。(夜話より)




私たちの心の中に道心と私心という二つの心がある。ということですね。

善を求める心とわれ知らず悪を行ってしまったり怠ける心。

相反する二つの心は互いに争い自体内において葛藤しているのが人間の偽らざる姿かもしれません。

尊徳公は、はっきりとそのことを知って戒めていたわけです。

「まごころ」は真心と書きます。

二つのうちどちらが本当の自分の心なのか・・それは間違いなく「真心」であると言えるでしょう。


まごころを持って日々生活していきたいものですね。







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