至誠と実行

新しい時代は、皆が為に生き合う時代でありたい。生かされている自分であることに感謝して未来に徳を残したい!

至誠と実行

2014年11月20日 11時37分54秒 | 日記
11月20日(木)





至誠まごころ


まごころは『人の精神にもとづいて生ずる心』・・道心であると二宮尊徳翁は語られました。


それと、『身体から生じる心』・・・これを、人心・私心と言われました。



人心は田畑の雑草のようなものであると表現され


勤めて除きとらなければ、大切な道心が育たないと諭してくださいました。


私たちの心を見つめてみた時に、善を行おうとする心と


相反する心が働きかけて来ることは万民が感じるところです。


しかし、悪いことをすれば誰もが「良心の呵責」を感じるように人間は本来なっています。


(ただし、最近は良心の呵責を感じにくくなっている方が多くなってしまったのか??)


そして、誰もが幸せを求めて生きているように、本来あるべき心を磨き、


その心の命ずるがままに行動することができる「人」になるならば、


世の中は、為に生きあい、お互いを認め合い助け合って生きるようになれるはずです。


「現実」を見れば難しいと思うかもしれませんが


そのような理想を見つめない限り、平和な世の中にはなれないと思うのです。


尊徳翁が・・・「わしの理想は 心田開発!」


常々語られていたように、


現代に生きる我々も道心を育てて行く為にも、私心を勤めて取り除く努力を成していきましょう!




西村 甲汪