2月15日に、堀越第五分館主催の学習会が開催され区民40人ほどが参加しました。今年は、満蒙開拓団体験者の久保田諌さんを招き、満州事変後昭和7年に中国に建国された旧満州国に開拓移民として送り出された満蒙開拓団員が、敗戦により辿った悲しい歴史を学びました。
久保田さんは、参加者に「集団自決をひとり生き残って」と題した語り部資料を配布し、自身が昭和19年の少年時代に河野村開拓団員として入植し、その後日本の敗戦により開拓団員に降りかかった集団自決などの悲しい事件や、自身及び行動を共にした開拓団員が辿った帰国までの苦難の体験をかみしめるように話されました。最後に「このような悲しい結果を招く戦争は二度と起こさないよう若い人たちに伝えたい」と締めくくられました。
投稿者 WIND
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