軽費老人ホーム椎ノ木荘's blog

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老後破産・下流老人

2015-12-01 | 日記
老後破産:長寿という悪夢
NHKスペシャル取材班
新潮社

 大反響「NHKスペシャル」待望の書籍化! 


平均的な年金支給、自宅を所有、ある程度の預貯金……
それでも「老後破産」は防げない! 
なぜ起きるのか、その実態はどうなっているのか、予防策は?
「破産予備軍」も含め、驚くべき現状を追った衝撃のルポ! 

「こんな老後を予想できなかった」
「早く死にたい」

年金生活者が些細なきっかけで陥る「老後破産」
あなたも例外ではない。


序 章 「老後破産」の現実

第1章 都市部で急増する独居高齢者の「老後破産」
年金だけでは暮らしていけない
追い詰められていく日々
必死で働いてきても「報われない老後」
生活保護の「壁」etc

第2章 夢を持てなくなった高齢者たち
使いたくても使えない介護保険
こんな老後になるなんて
都会の孤独
避けられない「老後破産」etc

第3章 なぜ「老後破産」に陥るのか~社会保障制度の落とし穴~
じわじわと追い詰められる「老後破産」の恐怖
「預金ゼロ」へのカウントダウン
医療負担が招く悪夢
病気は「老後破産」の入口etc

第4章 地方では見えにくい「老後破産」
「豊かな田舎暮らし」は本当か?
農村に広がる「老後破産」
サバイバルな自給自足の老後生活etc

第5章 急増する「老後破産」予備軍
他人の世話になることへの「罪悪感」
連鎖する「老後破産」
介護離職がきっかけ
病気で断たれた再就職への道

終 章 拡大再生産される「老後破産」
 

出版社からのコメント

「こんな老後を予想できなかった」――本書の事例は決して他人事ではない! 
金がないので病院に行けない、食事は1日1食100円以内……。
超高齢化社会を迎えた日本で、「老後破産」に陥る人々が増えている。普通に年金をもらい、
自宅も所有、ある程度の預貯金……それでも生活の破綻は防げない! 
なぜ起こるのか、実態はどうなっているのか、予防策は? 
驚くべき現状に肉薄した、衝撃のルポ!    
 
 
 
 
 
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)
藤田孝典
朝日新聞出版

 内容紹介

年収400万でも、将来生活保護レベル!? 
今、日本に「下流老人」が大量に生まれている。
そしておそらく近い未来、日本の高齢者の9割が下流化する。
本書でいう下流老人とは「生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者」である。現在すでに約600万人が一人暮らし(うち半数は生活保護レベル)をしているが他人事ではない。
間近に迫った「老後総崩壊」にどう対処すればいいのか?

●第1章 下流老人とは何か
下流老人とはいったい何か
1:収入が著しく少「ない」
2:十分な貯蓄が「ない」
3:頼れる人間がい「ない」(社会的孤立)
下流老人の何が問題なのか
Ⅰ:親世代と子ども世代が共倒れする
Ⅱ:価値観の崩壊
Ⅲ:若者世代の消費の低迷
ほか

●第2章 下流老人の現実
生活困窮者の現状/異口同音に「想定外」
<ケース1>飲食店などで働くも、野草で飢えをしのぐ加藤さん
<ケース2>うつ病の娘を支える永田さん夫婦
<ケース3>事務職員をしてきた山口さん
<ケース4>地方銀行に勤めていた藤原さん

●第3章 誰もがなり得る下流老人
――「普通」から「下流」への典型パターン――
【現状編】
<パターン1>病気や事故による高額な医療費の支払い
<パターン2>高齢者介護施設に入居できない
<パターン3>子どもがワーキングプア(年収200万円以下)や引きこもり
<パターン4>増加する熟年離婚
ほか
【近い未来編】
「一億総老後崩壊」の時代
もらえる年金が減るおそれ
年収400万円以下は下流化のリスクが高い
ほか

●第4章 「努力論」「自己責任論」があなたを殺す日
放置される下流老人
努力できない出来損ないは死ぬべきなのか?
イギリス、恐怖の「貧困者収容所」法
ひっそりと死んでいく下流老人たち
ほか

●第5章 制度疲労と無策が生む下流老人
――個人に依存する政府――
1. 収入面の不備
2. 貯蓄・資産面の不備
3. 医療の不備
4. 介護保険の不備
ほか

●第6章 自分でできる自己防衛策
――どうすれば安らかな老後を迎えられるのか――
【知識の問題:対策編】生活保護を正しく知っておく
【意識の問題:対策編】そもそも社会制度とは何か
【医療の問題:対策編】今のうちから病気や介護に備える
ほか

●第7章 一億総老後崩壊を防ぐために
以下流老人は国や社会が生み出すもの
日本の貧困を止める方策は?
制度をわかりやすく、受けやすく
生活保護を保険化してしまう!?
ほか

2015年7月23日

「人間関係の貧富の差」が幸福度を決定するということだ 。

この言葉が響いた。資産の多寡も勿論大切だが、より大切なのはこっちじゃないのか?資産があっても人間関係が貧しければ寂しい老後になる。
豊かな人間関係は十分なセーフティーネットになりうるのではなかろうか?
そんな事を考えさせられた一冊だった。


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