軽費老人ホーム椎ノ木荘's blog

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芸術の秋で~す

2012-11-08 | 日記
Pb080084


落ち葉を踏む音を聞きながら、美術館に向かうのはなかなかいいものです
・10月に終わりましたが、北九州美術館の「いわさきちひろ展」は衝撃でした
絵本の挿絵という認識でしたが、子供たちの描写が素晴らしく
岩崎さんの子供達への尽きぬ愛情に溢れています
また、デッサンもさることながら透明水彩の使い方が絶妙で美しい
可愛らしさと、動の描写と、美しい色彩に魅了された展示でした
・今、フェルメール・・・ベルリン国立美術館展が九州国立博物館で開催されています
印象的だったのは、展示の作品はどれも一級品ですが、フェルメールの作品が一つしかありません
フェルメールの場合、作品が極めて少ないわけですからしかたありませんが、
しかしその中で、レンブラント派の画家が描く「黄金の兜の男」の兜の光沢に驚嘆、どうして描くのかとくぎ付けです
よくも絵具でこれだけの表現ができるものだとただ々感心しました
また、ここの博物館で特筆されるものは、敷地にトンネルがあることです
もちろん近代的な綺麗な建築ですが、そこを抜けるといきなり大宰府天満宮に出てきます
その趣向が大変気に入りました
時をくぐり抜けるようです
ここで、門前町のお店を覘きながらの食事や買い物を楽しむのも一興です
・最近、ロバート・ハインデルの画集を衝動買いしていまいました
バレリーナの動的な動きの中に、心的内面を見事に描き出している
その描写には、感嘆とともに、つい引きずり込まれてしまう
人は、ここまで描けるのかと
一人に与えられた才能に嫉妬さえも感じます
ついつい、話し込んでしまいました
なぜ、秋が芸術なのか分かりませんが、はらはらと木の葉が散る美術館はとても趣があります
皆さんもいかがですか、美術館に出かけては !