7位決定戦

●スロベニア78-83ロシア○


昨日試合をしたばかりの2チームの対戦です。

第1クォーター、ロシアは立ち上がりから昨日の試合で3Pが大当たりしたモンヤが、この試合も2連続で3Pをきめます。スロベニアもドラギッチを中心に攻め接戦になります。このクォーターは23-21とわずかにスロベニアがリードしました。

第2クォーターはさらに接戦になります。お互い堅いディフェンスで相手にシュートをきめさせません。両チーム合わせて初のゴールは、残り6分49秒のロシアのフリッゾンの3Pでした。そして、スロベニアの初ゴールはなんと残り5分9秒でした。その後、同点が4回ありましたが、ロシアはまた残り3分15秒からクォーター終了までシュートをきめられませんでした。結局このクォーターだけでは14-9とお互いまったく得点できず37-30とスロベニアがややリードをひろげて試合を折り返します。

第3クォーター、ロシアはモズコフが点をとるも残り6分20秒にスロベニアのウードリックの3Pがきまり50-36とこの試合最大の得点差がついてしまいます。しかし、ロシアは与えられたフリースローを高確率できめ、スコアを59-52までつめて最終クォーターをむかえます。

第4クォーター最初の得点はスロベニアで点差が62-52となりますが、ここからロシアの反撃が始まります。フリッゾンの10点を筆頭にロシアは次々に得点し、残り5分45秒には65-66と逆転に成功します。スロベニアも負けじと得点し、残り2分31秒には74-69と差をつけます。しかし、ロシアの勢いはまだ生きていました。残り1分39秒に再び74-74の同点にし、その後リードを奪います。ファールゲームでもロシアはフリースローを7/8できめ最後まで逃げ切りました。モズコフは最後の1分間だけで7点をあげる大活躍でした。

最終的にロシアが逆転勝利となりました。FG％ではスロベニア57.6％、ロシアが43.2％と意外ですが、ロシアはフリースローを30/32できめたのが大きかったようです。


個人成績

スロベニア
・ナックバー　20得点　3P 3/5
・ドラギッチ　15得点　7アシスト
・ベシロビッチ　12得点　3スティール
・スロカー　12得点　7リバウンド

ロシア
・モズコフ　19得点　FT 11/12
・フリッゾン　18得点　4スティール　3P 3/4
・モンヤ　13得点　7リバウンド　3P 3/4
・ジャカネンコ　12得点
・ポンクラショフ　10得点


3Pとリバウンドを頑張ったナックバー



アシストは一級品ドラギッチ



僕の中での評価がこの世界選手権でぐんとあがったモズコフ



攻守で活躍フリッゾン






ということで

7位　ロシア

8位　スロベニア

となりました。
ロシアは新しい世代での第一歩になったのかもしれません。
スロベニアは満足できる結果でしょう。