【23-24レギュラーシーズン総評】ゴードン・ヘイワード

ゴードン・ヘイワード

サンダーでの成績
26試合出場
17.2分
5.3得点
2.5リバウンド
1.6アシスト
0.5スティール
0.0ブロック
FG 45.3%
3P 51.7％
FT 69.2%

トレードデッドラインの際、ホーネッツから途中加入。
サンダーのチームメイト、そしてファンから大変愛されていたトレイ・マンとのトレードで加入した為、そのヘイトを背負ってのサンダーデビューとなりました。
一方、若いサンダーにおいて最年長となり、且つ酸いも甘いも経験してきたベテランの加入は、プレイオフに向けてラストピースになると予想されていました。

しかし、実際蓋を開けてみると、お世辞にも期待していた通りの活躍ができていたとは言えません。
当然、今まで担ってきた役割はかなり小さいものになりましたが、ゴール下のシュートを外してしまったり、単純なミスをしてしまったりと、粗の目立つ立ち上がりだったのです。
それでもシーズン終了に向けて試合を重ねていくうち、徐々にチームメイトとも噛み合い出し、4月10日のスパーズ戦ではサンダーでのシーズンハイとなる18得点を記録。
少しずつではありましたが、プレイオフに向けて、ステップアップしていきました。

スタッツを見てもらうと分かる通り、非常におかしなシュート成功率となっていることが分かります。
なんと3P成功率は5割を超えているのにも関わらず、フリースロー成功率は7割を切っています。
ファールをもらってフリースローで得点を稼ぐプレイスタイルな以上、このスランプはプレイオフに向けて致命的とも言えるでしょう。

契約最終年、プレイオフの結果・成績次第では再契約も視野に入ることでしょう。
コーチ陣含めて圧倒的に不足している年長としての経験をプレイオフで発揮して欲しいところです。