NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

ホルムグレンは本当に”もやし”なのか?

2022年06月28日 | 2022-23 オフ
サンダーが2022年のドラフト全体2位で指名したチェット・ホルムグレン
身長213cmながらガード並みのハンドリングスキルやアウトサイドシュート力を持ち合わせています。
一方で弱点としてあげられているのが、88kgというその体重の軽さ。

比較として、
グレン・デイビス 206cm 131kg
ザイオン・ウィリアムソン 198cm 128kg
ドウェイン・ウェイド 193cm 99kg
ラッセル・ウェストブルック 190cm 90kg
デロン・ウィリアムズ 190cm 90kg
ダミアンリラード 188cm 88kg


PGですら体重88kgだと物足りない時代、更に213cmという高身長なのを皮肉って、”もやし”なんて呼ばれています。
タイトルの通り今回の記事ではそのような揶揄を徹底的に分析し、目標はホルムグレンにはホルムゲレンの良さがあり、決してもやしなんかじゃないことを論理的に証明することとなります。
「ホルムグレンは本当に”もやし”なのか?」



2.42cm/kg

213cm÷88kgで導いた今回基準となる指標です。
1kgあたりの高さ・長さ(cm)になります。
ちなみにザイオンは1.57cm/kgなので、
数値が小さくなるほどガタイが良くなり(太っていき)、
数値が大きくなるほど痩せていきます(細くなります)。


さて、では早速”もやし”です。
一般的なもやしは長さ3cm、重さ0.0009kg。
これを今回の指標に変換すると、

3333.3cm/kg

結論出ました。
ホルムグレンはもやしではない

ちなみに、もやしと同じ基準でホルムグレンの身長を計算すると、
88kgで293,333.3cm=約3km となる為、ホルムグレンをもやしと呼ぶことが、いかにお門違いかが分かると思います。


既に結論から証明に至りましたが、面白いので更に深堀してみます。
では、調べていくのは下記のものになります。
「もやしでなければホルムグレンは一体なんなのか?」

縮尺は違えど、ホルムグレンと同じ数値に(2.42cm/kg)なるものを見つけていきます。










          
もやしの次に揶揄されることのある”マッチ棒”。
高さ5cm重さ0.0667kg→74.9cm/kg
これをホルムグレンの体重で計算すると身長が約66mということになります。










          
次に少し趣向を変えて”iPhone(13Pro)”。
言わずと知られたApple社の最高傑作。
ホルムグレンもiPhoneと呼ばれるのであれば、悪い気はしないでしょう。
高さ15.1cm重さ0.203kg→74.3cm/kg
ホルムグレンには遠く及ばないどころか、iPhone=マッチ棒を証明してしまいました。










  
ペットボトル飲料(参考:525mlの綾鷹)はどうでしょう。
日本の商品ではありますが馴染みやすいかもしれません。
高さ20.9cm重さ0.54.9kg→38.06cm/kg
段々と近づいてきましたが、それでもまだ遠いです。











     
次はダイソンの扇風機(参考: Purifier Humidify+Cool Formaldehyde PH04)
高さ92.3cm重さ8.2kg→11.25cm/kg
そろそろ日用品であっても持ち運ぶのに苦労するレベルになって来ましたが、依然としてホルムグレンには遠く及びません。


ホルムグレンと同じものは存在するのか。
イメージのみで手あたり次第当てずっぽうではきりがないことが分かりました。
日用品を脱却し、またたくさんの人に意見を求め、とうとう見つかりました。
今度からホルムグレンは”もやし”ではなくコレで呼んであげてください。












これは”砲丸”です。
「砲丸投げ」と言えば分かるでしょう。
体育の授業で経験したことがある人も多いはずです。
あの、重い鉄の球です。
調べたところ男子と女子で球の大きさや重さが変わるそうで、今回は女子の公式球を参考にしました。
(公式は直径9.5~11.0cmとなっていますが、今回は記事の都合で10.0cmにします)

高さ(直径)10.0cm重さ4.0kg→2.5cm/kg

基準となるホルムグレンの指標とかなり近い数値になりました。
しかしながら、これは驚きの結果なのではないでしょうか。
その細さ・軽さを揶揄して”もやし”と呼ばれていたにも関わらず、検証したら「重い」という明らかなイメージのついた”砲丸”がピッタリはまったのです。

まとめ
今後ホルムグレンを”もやし”とは言わせません。
ホルムグレンは”砲丸”です。
そして、この理論はポク(213cm 86kg)にも当てはめることができます。


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2 コメント

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Unknown (名無し)
2022-07-13 21:58:58
ホルムグレンには是非とも3番や4番ポジションでプレーしてほしいと思いました
ジャレットアレンやマギーのような5番で身体が張れる相方がいてこそ彼の万能性が生きるようになると思うからです

NBAの筋肉だるまを相手に一人でインサイドを守らせるとポルジンギスのように流石のホルムグレンでも怪我してしまうんじゃないかと心配です

モーブリーやマッカネンもビッグラインナップというフィットする環境でこそ自分の魅力を引き出せている部分もあると思うのでサンダーにも同様にディアンドレエイトンをトレードで、来年のドラフトでウェンバンヤマを指名してほしいと思います

後、ホルムグレンとポクのツインタワーは二人とも非常にスリムで笑いました
二人が新しいNBAバスケの端緒になるのではないかと期待しています
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名無しさん (kdu)
2022-07-25 15:40:01
身長こそ5番ではありますが、体格見ると3、4番が適正に感じてしまいます。
ディフェンスもあくまで3、4番からヘルプで5番をチェックしに行くのが、怪我も予防できて良いかもしれません。
まずはもう少し筋肉つけて欲しいです。

センターはそれこそアダムスとはうってつけなんですけど、そうは簡単にいきません。

ポクとホルムグレンにウェンバンヤマまで加わってしまったら、嬉しい反面細すぎてヒヤヒヤしてしまいます。
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