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「細川碧 交響樂的作品發表會」  日比谷公會堂 (1938.12)

2021年02月21日 | 作曲家 その他

   

  細川碧
交響樂的作品發表會

  12月4日(日)夜7.30
    1938
  於 日比谷公會堂

Symphonisches Konzert
     von
 Midori Hosokawa

     曲目

Ⅰ 小組曲 「日本の物語」

   (1)春の月 
   (2)囁き
   (3)日本娘の踊り
   (4)嘆き
   (5)花見行列

Ⅱ ピアノ協奏曲 ハ長調

   (1)アレグロ マエストーソ
       (2)アンダンテ ラメントーソ
            (3)ロンド

Ⅲ メツオソプラノ獨唱
      (オーケストラ伴奏ー邦語にて獨唱)

   (1)二つの歌  作詩 川上如雲
       イ カスタニヱの  ロ 天地に
   (2)歌劇  ” 佛陀 ”   第一幕
       戀のアリア

Ⅳ 交響樂詩合唱付

   (1)明治天皇御製組曲
       アレグロ ー レント ー アンダンテ
        ーアレグロ
   (2)「法の夕」 第二樂章
       アレグロ スケルツアンド
        ー グラーヴェ デイヴヲタメンテ
             マ センプリーチェ
  
    演奏

    指揮
  細  川  碧

   メツオソプラノ
 リヤ フォン ヘッセルト

   ピアノ
  レオ シロタ

   オーケストラ
  新交響樂團

   コーラス
 玉川學園合唱團  
 東京混聲合唱團

     細川碧略歴 

 音樂生活に最初の一歩を踏入れしは東京府立一中在學中同校聲樂擔當梁田貞氏より初めて作曲の手解を受けたるの時に初まり、爾來東京音樂學校本科を經て同校研究科作曲部にありて信時潔教授の許に研究を積み、研究科卒業と同時に文部省在外研究員としてオーストリヤに留學、樂都ウィーンに於て國立音樂藝術單科大學に入學し五ヶ年の研鑽を累ね一九三四年四月同大學優等デイプロームを獲得す。
 其の後二ヶ年の間屡々ウィーン並びにブダペストの放送局より自作品の演奏及び「日本の音樂」に就て講演を爲す。就中故ドルフス墺太利國首相並びに松永墺國公使の開會の辭を以てなされたウィーン・フヰルハモニー交響樂團演奏に依る交響樂詩「法の夕」の放送は彼の最も感激深きものであった。
 指導教授たるウィーン國立音樂學校々長兼國立音樂藝術單科大學々長フランツ・シュミット博士はその二つのオペラ、四つの交響樂等により大形式の作曲家として夙に令名高き人であって、今回演奏の交響樂詩「法の夕」は同博士激賞絶讃を惜しまれなかったものである。
 昭和十年三月歸朝、爾來母校に助教授として作曲理論の敎鞭をとる。

    會員券
¥ 4.00 3.00 2.00 1.00

    前賣所
プレイガイド本支店  有名樂器店

                  本社 濱松市
山葉ピアノ・オルガン  日本樂器製造株式會社
                  支店 銀座七丁目



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