2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 石橋克彦著 南海トラフ巨大地震(岩波書店)

2014-05-23 21:24:03 | 読書
内閣府及び中央防災会議によれば、発生可能性が低いとされているが、南海トラフ巨大地震は、「マグニチュード9.1、震度7の揺れが静岡県から宮崎県までの10県に及び、高さ20m以上の津波が7県と伊豆諸島を襲って、風の強い冬の深夜であった場合、津波で23万人など合計32万人余の死者を生じ」「経済的損失は最大で220兆円」という(vi)。
あまりにも衝撃的内容であって、信じることが出来ないが、2011年の東日本大震災の時の地震及び津波の発生前に、それらの可能性を考えていた人はいたとしても、とても少ないだろう。
石橋さんは「希望を失わずに適切な対応に全力をあげなければならない」と言う(vii)。その通りである。オリンピックやリニヤモーターカーなどで資源と時間を浪費してはならないのである。
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