2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 中野剛志著『TPP亡国論』(集英社新書)

2011-12-02 00:32:47 | 読書
本書は、その題名や「TPPへの参加など、論外です」(248頁)にあるとおり、日本のTPPへの参加に反対する立場から書かれている。 著者によれば、TPP賛成論者は、「基本的な事実認識の誤りがあまりにも多すぎ」(日本の平均の関税率が米国のそれよりも低いこと等)、「経済運営の基本をあまりに知らなすぎ」(更なる貿易自由化と輸出推進は現在の日本のデフレを悪化させるだけ)、リーマンショック後の世界経済の構造 . . . 本文を読む