ありがとうの一言ではいいきれない。

昨年子供会の役員を引き受けていました。

父の悪性の病気。しかも凄く進行が早いと医師に告知され、その日に「今年は子供会の役員はできない」と判断し、前の役員さんに相談にいきました。

心当たりの方ふたりに事情を話しに一緒に行ってくれました。

二人とも嫌な顔も困った顔もせず、二人で相談してみますっていってくれました。

携帯の番号を教えあおうと一人の人の携帯に私がかけたら、着うたがコブクロの蕾で、なんか嬉しかった。

二人のうちまだ小さなお子さんがいる方が引き受けてくれた。

まさか、父の病気以外に、母の入院、手術、そしてイレギュラーアクシデントで生死の心配。

次男の学校のこと。

母の執刀医の真似をすると、母と次男のことは本当にイレギュラーアクシデントだった。

そしてなんにも解決されない。まだ暗い沼にいるみたい。

でもよかったこともある。

不登校や病気で苦しむ人の気持ちに少し寄り添えるようになった。
姉妹で協力して親孝行ができている。

学校の先生と仲良くなった。

ザニュースペーパーさんのライブに行ったこと。
また行きたい！っていう希望がもてた。

優しい言葉をかけてもらえた。

そして今日、一年間私の代わりに子供会の役員をやってくれた人から素敵なメールをもらった。

「今年子供会の役員をやらせてもらって本当によかったです。メンバーもいいかたばかりだったし。

春から幼稚園の執行部役員をすることになったから、兼任にならなくてよかったです」

って偉いなあ。
その人のメールはいつも優しい。

私はといえば、いつまで病院通いと中学校への送迎が続くんだろう。
なにひとついいことがないって、落ち込んでいた。

だけど。
もし私が何もかも順調だったら、人の優しさがこんなに嬉しいって思わなかったかも。

子供が学校へいかないってこと、以前は「もしかして家に問題があるんじゃないの？」ってどこかでおもっていたかも。
そうばかりじゃないってわかってよかった。
昨日あなたが夢に出てきたから顔を見に来たよって人に泣き顔見られた。だけどすごく嬉しかった。

ニュースペーパーさんのライブにいってみようっておもったこと。
タニケンさんがあんなに優しい人ってわかったこと。

そして「なまえ」に出会い、作詞者の鈴木さんから曲の誕生の秘話が聞けたこと。

不幸だ不幸だっておもってたけど、こんなときだから、気づいたことがたくさんあった。
その人にお返しできなくてもいつか、また他の人の力になれるよう頑張ろうと思いました。

変な文章になりました。
春のお花をいけてみました。

公園の桜の蕾が少し膨らんでいました。

春はそこまで来てるんですね。