大ふくい展

私はほとんどデパートにいくことはなくて、でも今日友人と駅前のデパートに行ってきました。
ちりとてちんですっかり、福井県が好きになりました。

新聞の広告を見て末っ子が「お母さん、若狭塗り箸と、焼き鯖買ってきて」というもので。
午前中からすごい人。
「ちりとてちん人気」でしょうか。
若狭塗り箸は木の箸に漆を塗って、砕いた卵の殻や、きれいな貝殻を貼り付けたり、金箔を貼ったりし、また漆を塗り重ね、最後に丁寧に磨いで行くときれいな模様が出てきて、いいものになると一膳の箸を作るのに、半年もかかるそうです。
ドラマの中ではヒロイン喜代美ちゃんのおじいちゃんが、「悲しいことや、苦しいこと、うれしいこと、どんなことでも人生の中で塗る重ねていくといつかきれいな模様になって出てくる、塗り箸と人生は同じや。」という言葉が出てきます。
大好きな言葉です。毎日どうでもいいようなこともいやなことも後できっと自分の模様になって出てくるんだなあと思うようにしました。

今日買ったお箸はそんな高価なものではなく、人口の塗料を塗ったという安価なものでしたが、あこや貝や、卵の殻などがきらきら光ってきれいなお箸があったので
家族の分や、両親にかってきました。

会場で食べることのできる越前そばと焼き鯖寿司はとってもおいしかったです。

今日はドラマにも出てくる串刺しにした焼き鯖を食べる予定です。