宝物の箱

たまには本棚でもせいりしようかあとごそごそ。

むかーし買った木製の箱がでてきました。

父がず～と昔、朝日新聞の声の欄に投稿が掲載されたときの切り抜き、看護学校時代の写真、載帽式（たいぼうしき）のときにつかったキャンドル、ファンレターのお返事。


高石ともやさん、進藤さとひこさん、笠木 透さん、ミュンヘンオリンピックで男子バレーが金メダルとったときの監督の松平康隆さん。


看護学校のときの実習のファイルに貼っていた看護学生の私。

だれかからもらったキーホルダー、だれかの電話番号かいた切れはし、フェリーの切符の半券。

何がそんなに大切だったのかわからないようものも入ってるけど、何一つ捨てられず、また蓋を閉めました。

19歳くらいのわたしのナースキャップを被った写真。

次男が見て「この人誰？」


あちゃー。年月は残酷だ(涙)


何が楽しかったのかなあ？

何が悩みだったのかなあ？
と19歳のわたしに問いかけました。
ふと思い出した話

女の子の名前で「茜あかねちゃん」がかわいいなあと思い出しました。


あるところに引っ越して幼稚園に遊びにいきました。

夕方女の子が遊んでいてうちの子と一緒にあそんでくれました。

「お名前はなんというん？」
ときくと「あかね、私が生まれたとき、夕焼けがとってもきれいじゃったんだって。その色なあ茜色、っていうじゃって。

お母さんがそれで名前をつけてくれたん」

茜ちゃん、かわいい女の子だったなあ。

古い年賀状を整理していると、茜は美容師になりましたって書いてありました。

そうなんじゃ～、あかねちゃんらしい。
さっき買い物にでかけたら、信号待ちで西の空をみたら、雲が虹色になっていました。

虹は太陽と反対側の空にできるけど、彩雲は太陽の光が雲の中の水滴に反射して、見えるそうです。

なにかいいことが起きる前兆って言われてるんですって。

前にもみたことあったけど、特にいいことなかったかなあ。

忘れちゃったけど、なんだかプチ幸せな気分になった瞬間でした。