土谷ひろしさんの冊子「日」

一日中雨がよく降ります。

紫陽花が梅雨にさく花でよかった。

暗い空ばかりだからあんなに綺麗な色はありがたいから。


ザニュースペーパーの土谷ひろしさん。
メンバーの中で一番公式ホームページ内のメンバーblogを更新してくれます。

いつも楽しみ。

ひろしさんはよくお父様のことやお兄さんのことをblogにかかれていました。
なぜだかいつもお母さんのことは書かれていなくて…。

ある日blogに実は僕の母は癌で四年前に亡くなりました。
と書かれていました。
四年たった今でもいないんだと思うと涙が出るそうです。

そんなお母さんのことを文章にされ、小さな冊子に事務所がしてくれて、ある公演の時希望されるかたに、配られたそうです。
詳しいことはわかりませんが、冊子をもらったかたには募金に協力をしてもらい、後日全額東日本大震災の義援金として送金されたそうです。

blogでこの冊子が私もよみたいと言うかたが何人もいて、希望者は事務所に送り先とともに申し込みをしました。

当初連休明けには届く予定です。とされていましたが、今日届きました。

ひろしさんの挨拶状の葉書も入っていました。
この冊子は無料で差し上げますが、どうか、どこかで小銭でもいいから東日本大震災の義援金として募金をしてください。と書かれていました。

短い文章で綴られた小冊子なので一気に読み上げることができました。

何だろう。読み終わったら心が温かく、またすっきりしました。

ひろしさんのお母さんがどんなかただったのか、イメージができました。

普通のいわゆる一般家庭のお母さんらしいお母さんではなかったけど、ひろしさんのことほんとに大切におもわれていたことがすごく伝わって来ました。


ひろしさんのお母さんが読んでくれた人の心の中に生かされていくんだろうなとおもいました。

ひろしさんありがとう！


ひろしさんのブログより(小冊子について）


【小冊子】
今までこのブログにほぼ登場していない母について書きました。
母は４年前、癌で他界しました。
大好きな母のことをどうしても何かに残したかったのです。
最後まで母に対して素直でなかった自分への言い訳。

嬉しいことに、読みたいとおっしゃって下さる方がほんの少しおります。
ただ、あの小冊子はプリンタで印刷し、ページも内容も薄いものです。
どうしてもという方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。何とかしてみようと思います。
(出来なかったら、すみません！)　　2011年4月の記事より