春待草の独り言

日々思ったこと、感じたことを日記代わりにつづっていきたいです。昨日コブクロライブに行った記念に。

古い記事より、愛する人よがはじめて歌われた冬の夜のこと

2021年12月12日 | コブクロ
2002年12月12日(木曜)。今はもうなくなってしまった、香川県の高松市市民会館でコブクロのライブに行きました。

9月にあった四国村ライブの次のライブ。初めて一人でコブクロのライブに行きました。
今日同じくらいに外を歩いてみましたが開場を待っている間もうあんなに暗かったんですね。
駅から焼く15分歩き最後に右に曲がったような気がします。

もうすでに会場待ちの人がたくさん並んでいました。


誰も話す人もなく、当時携帯も持っていたけど、メールもするようにしていなくて、とても心細かったのを覚えています。
そしてとっても寒かった。

席は17列でした。セットリストです。

コブクロ 2nd Live☆Rally 2002 "grapefruits"~
高松市立市民会館

太陽
GRAPEFRUITS DAYS
新しい場所
彼女

DOOR
Ring
遠くで・・
YELL~エール~
翼よあれが巴里の灯だ
願いの詩

The Big Man’s Blues
小渕君の犬のうた
Moon Light Party
神風

☆アンコール・・・・新曲(初披露 )
雪の降らない街

ダブルアンコール。。。。。 轍~わだち~

開演になるときれいなカーテンみたいなものがさっと降りて「太陽」が始まりました。

覚えているのはドラムスのマーちゃんが。この日パパになったこと。
リハーサル中に男の子の赤ちゃんがまれたという知らせが入ったそうです。
みんなでおめでとうの拍手をしました。


あとでオフィシャルブックに書いてあったことで感激したのがこのニュースを聞いてピアノのリオさんがうれしくて涙がとまらなかった。と書かれていたことでした。本当にいい仲間なんだなあと思いました。

後に子のこの名前はこのツアーが初日でそのオープニング曲にちなんで「●●君」と名づけられたことを翌年の香川のライブで知りました。

大盛りあがりで迎えたアンコール。
あの頃は会場で「ストリートのテーマ」をみんなでひとつになって歌っていたなあ・・・。(しみじみ)

「みんなに聴いてもらいたくて・・・まだタイトルもついていないんですけど」
黒田さんはいすに座り、前に譜面台を置いて小渕さんの切ないブルースハープが鳴りはじめました。

♪愛する人よ、そこから何が見えるの。・・・愛する人よ。何を歌えば君に届くの♪
の1フレーズを歌い終わった時点で会場から自然に拍手うおーというどよめき、指笛などが起こりました。本当に自然に。

初めての披露というのに、ハーモニーもギターもばっちり、黒田さんも心の奥から搾り出すように一生懸命歌ってくれました。

もちろん歌が終わったあとは鳴り止まない拍手。スタンディングオベーションです。
この日のライブで一番感動した一曲でした。涙がたくさん出てきました。
「いやーワンフレーズ歌ったあとでワ~と歓声が起こるなんて初めてでびっくりした。」と小渕さん。

「舞台に上がるぎりぎりまで歌詞かえんでほしいわ。今のでなんかピーク迎えたような気がした。レコーディングしとけばよかったなあ。」と黒田さんも興奮気味。

後にこの曲は「愛する人よ」になりました。
このときに歌われた歌詞はレコーディングされたものと少し歌詞を変えてあったと思います。
たとえば「甘いケーキを焼いてくれた」みたいな歌詞はなかったし、2時間前にできた歌は今は忘れてる・・のような歌詞があったような気がします。

小さな小さな会館の寒い12月の夜にとってもあったかな拍手と歓声が起こった素敵な夜でした。

久々に「愛する人よ」を聴いてみようかな。

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