暇人なので国会中継をつらつら眺めている。
岸田政権がやろうとしている減税案・現金支給案に対し、
野党案があまりにもバラバラ過ぎて、少しだけ苛つく。
なので、どの家庭も喜び、不公平感も少なくて済む案を
私から提案したい。
〇ガソリンの重課税分を廃止すること。
〇食品の８％消費税を恒久的に廃止すること。
上記２つだけで、私なら納得する。
では、その理由を・・・。
〇ガソリンの重課税分は、そもそも納得できない。
自民支持団体のトラック協会へ補助金として行くも変。
〇食べ物を買わないで生きて行くのは難しい。
食品税を撤廃すれば、どの家庭も平等に助かるから。
さて、そう考えていたところ滑稽なニュースを目にした。
経済同友会代表・新浪剛史君が、元明石市長・泉房穂
君に対して嫌味を言ったのだ。
泉君が週刊誌で経済界に対し、「財界のお偉いさんは
スーパーで買い物をしたことがないから生活リアリティが
わからない」と、物価高で国民が苦しんでいることを批判
したのだそうな。
それに対して新浪君は、「元ローソンの社長ですからね。
失礼なことを言うなって。ご愛顧いただかないといけない
サントリーの社長でもあるわけなのでスーパーにも行くし、
コンビニにも行くし、高くなったなって印象は持つわけで、
そういう御発言をされる意図がよくわかりません」とのこと。
一番最初に、泉君を「誰か知らないけど」とも言っている。
それに対して泉君は、「論点は、スーパーに行くかどうか
ではなくて、値段を見て買い物を躊躇したりするかという
ことだ。庶民は、高くなったなぁ、ではなく、高くして手が
出ない状況なのだ」と、反論したのである。
私も半年前の価格との違いを思い知らされ、何度も籠に
入れるのを躊躇っている経験をしているだけに、泉君の
考えに同感であるし、新浪君の知能程度がバレた感が
する。
第一、泉房穂君を知らないと言った時点で阿呆でしょ。
以上のように貧困家庭が困るのは食料品値上げである。
だが、どの政党も、「食料品の消費税を無税に・・・」とは
言わない。それが私は不思議でならないのだ。
買い物も趣味の私だが、この一年は不愉快な値上げに
ギョとする瞬間も多く、溜息が出るようになっているのだ。
（消費税を段階的に下げる案や消費税を完全に無くす
案を野党は言うが、説得性がある案と、私は思わない）
序でに言うなら、何より必要なのは最低賃金を上げること。
上げないから税金をばら撒く事態になっているのだ。
だから国民は、「自民・公明政権を選んだ罰」が当たって
いるのである。
