テレビのCMで或ることに気付いた。
本日は、その点について触れることにする。
・・・ 血圧が１３０を超えたら〇〇茶を ・・・
そういうCM、皆さんも御存知でしょ。
もちろん私は、「あのCMは出鱈目。飲む必要なし」と
言うつもりはない。個人の自由ですからね。
でも、（改定が知られていないのでは・・・）とも思う。
その改定を知っている人と知らない人では結論に差が
出るのでは、と思うのだ。
実は今年４月から、高血圧症の受診勧奨基準が改訂
された。
WHO（世界保健機関）では、これまでは上が１４０以上、
下が９０以上を高血圧症と決めていた。
それが今年４月から、上が１６０以上、下が１００以上を
「受診を勧奨する基準に改定」したのだ。
これって実は、とてつもない大改定なのである。
何故なら高血圧症患者が１０分の１になるのだから。
だから、昔の基準で宣伝しているトクホだって少しは
変化させればいいものを、と思わざるを得ない。
でも、内科医たちは必ず次のように言うだろう。
「これまで通り、１３０・８０を超えたら注意が必要です。
予防医学の観点から言っているのです」
それも確かに間違いではない、と私も認める。
問題は、「国民が基本を知っているかどうか」である。
では２７年間も高血圧の薬を服用している私の場合は
どうなのかを書いてみたい。
高血圧症になって薬を服用したら一生服用をやめる
ことはできない、と聞いたことがあるでしょう。
それは、「当たっているし、当たってない」のが正解。
完治する場合だって無いわけではないのである。
でも、私の場合、薬をやめたらどういう数値になるのか、
実験してみないと何とも言えない。
ということで、かかりつけ医に相談したいと思っている。
一週間なのか、二週間なのか、一旦薬の服用を中止
して、朝・昼・晩と血圧を記録する。
そして、上が安定的に１６０以下になっているか、下が
安定的に１００以下になっているかを調べてみるのだ。
駄目で元々だから挑戦してみたい。
期待としては５％ぐらいの成功率と思っている。
失敗なら二日目には自ら薬を服んでいるかも・・・（笑）
